片側最大80mmワイドなフェンダー
アグレッシブさを昇華させたタイプ2
あの衝撃から約3年。「エイムゲイン」の『純VIP GTエアロ』とともにデビューを飾ったレクサス40型LS後期用オーバーフェンダーキットが、タイプ2へと進化した。
コンセプトはLS F。40系ではこのまま幻に終わりそうなその仕様を、エイムゲインがメーカーに代わって具現化。
数年前までVIPセダンのオーバーフェンダーといえば、鉄板溶接などのボディ一体が主流だった。
しかし、東京オートサロン2014でエイムゲインがレクサス40型LS後期用のオーバーフェンダーキットを発表して以降、後付けのオーバーフェンダーも徐々に浸透。
他メーカーもそれに追従してキットをリリースするなど、VIPセダンにおいても後付けオーバーフェンダーはすっかり定着してきた印象だ。
さて、そんな情勢を鑑みた火付け役のエイムゲインから、この度40LS後期用オーバーフェンダーキット・タイプ2が登場した。
「後付けオバフェンにも抵抗が少なくなった今、当初のキットでは物足りなさを感じる方もいます。実際にタイプ1の出幅はフロント30mm、リア50mmと、見た目よりもずっとコンパクトなものでした。そのため今回はフロント50mm、リア80mmにボリュームアップ。かつ、タイプ1よりデザイン性も高め、今の時代に相応しいオバフェンキットに仕上げました」と、伊藤チーフ。
ワイド感と純正フォルムの
限界ラインを攻めたデザイン
純正フェンダーパネルの峰から、スウッとなだらかに膨らむフロントのオバーフェンダー。
バンパーサイドにあしらうパネルは裾まで伸ばしていないため、タイヤの存在が露わに。実際のワイドと併せて、迫力をアピールする。
タイプ2がタイプ1より前後それぞれ20mmと30mmアップしたそれは、装着した時に違和感を感じさせないギリギリのサイズという理由からだ。
圧倒的なワイド感と引き替えに自然さを失うのではなく、”純正のスポーツバージョン”としても有り得る限界値を狙っている。
フロントのオーバーフェンダーキットは2ピース構成。純正フェンダーを覆うメインパネルと、バンパーサイドの三角形のパネルの2点だ。
「コンセプトは、LSには設定のないFバージョン。レクサスが作らないのならエイムゲインが、という想いで製作しました。そのため今作はサイドステップも専用を開発。それにより本物のFバージョンのようなフロントフェンダーダクトも取り入れることができました」。
Fバージョンらしさのキモとなるダクト部分は、L字型に立ち上げた新型サイドステップによるもの。つまりダクトパネルとサイドステップは一体型になっているのだ。
Cピラーから段階的に幅を増し、重厚な台形フォルムを演出するリア。
バンパーサイドのパネルは裾の手前でカットされ、タイヤをアピール。3ピースのトランクスポイラーのお陰で、ショルダーの張りも強調された。
もう一つお忘れなく注目して欲しいのがトランクスポイラーだ。ボリューム&デザイン性アップを果たしたオーバーフェンダーキットに合わせて、こちらも進化したタイプ2を開発。
リアセクションはドア、メイン、バンパーサイドの3ピース。
純VIP GT OVER FENDER KIT TypeII for 40LS460/600h F-SPORT(mc~)
フロントオーバーフェンダーType2(2P/片側50mm) | ¥129,600 |
リアオーバーフェンダーType2(3P/片側80mm) | ¥162,000 |
サイドステップType2(オバフェンキットType2専用) | ¥162,000 |
トランクスポイラーType2(3P) | ¥108,000 |
パーフェクトボディキット (上記4点/フロントバンパー/ボンネットスポイラー/リアバンパー/ルーフスポイラー) |
¥896,400 |
エイムゲイン TEL082-427-2334 http://www.aimgain.net
(レポート:VIPスタイル編集部)
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