「+2m」のストレッチボディのリムジン仕様
4人乗りラグジュアリー仕様3台をお披露目
欧米のセレブやVIPが乗るいわゆるリムジンを、「アクセルオートコーポレーション」は全てメイドインジャパンで作ろうという新ブランド『VICTOREX(ヴィクトレックス)』を立ち上げた。
その第一弾となるデモカー3台が東京オートサロン2017(千葉県・幕張メッセ)に登場した。
中でも、注目なのはボディを約2m付け足し、全長を約7mにストレッチ(延長)したトヨタ30系「ヴェルファイア」。
ストレッチ部分は、全くの新規で製作。純正のプレスラインも忠実に再現することで、まるで“ノーマル”のような自然なボディラインを生み出している。
内装は、3列目のシートを取り払い、ゆったり空間の4人乗り仕様に変更。
パンチングメッシュ入りのレザーシートやドア内張、LED照明をセットしたルーフなどにより、快適性も満点。まるで高級マンションのリビングにいるような錯覚さえ覚えてしまう高級感だ。
ほかにも、「アルファード」の4人乗り高級仕様も展示。
こちらはノーマルボディだが、価格1500万円超でトヨタ純正のリムジンともいえる「アルファード・ロイヤルラウンジ」がモチーフ。
運転席との間に設置した仕切り板により、快適なプライベート空間を演出できるのが魅力だ。
これは、「ヴェルファイア」の高級グレード「エグゼクティブラウンジ」をベースに、3列目のシートを無くし4人乗りにした仕様。
こちらも、ホワイトレザー張りシートを採用。
新ブランド『VICTOREX(ヴィクトレックス)』は、愛知県のアクセルオートコーポレーションが2017年より新たに展開するもの。
トヨタの高級車「アルファード」や「ヴェルファイア」をベースに、インテリアなどを高級かつ快適にしたカスタマイズカーの製作・販売を行うコーチビルダーとして活動する。
使用パーツは全て日本製。また、製作も全てアクセルオートが担当するオールジャパン製だ。
購買ターゲットには、海外の富裕層も見据えており、日本の高い技術力を世界にアピールすることを目指している。
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