モトクロッサーをイメージしたデザイン
ワークスチームのカラーリングを採用
スズキ『イグニス』は、小型車であるが、独特の個性を表現したクロスオーバースタイルで確固たる地位を確立している一台。
個性が強すぎるあまりカスタムベースとするには難しい車種とあって、1月13〜15日に千葉県幕張メッセで開催されている「東京オートサロン2017」における出展数は決して多くない。
しかし「スズキ」は、『イグニス モトクロッサー スタイル』で、「こういうカスタムもあり」という提案を具現化している。
イグニスをベースとし、オフロードレースの世界観を加えたのが『イグニス モトクロッサー スタイル』。同時展示されていたスイフトレーサー RSと同じく2輪とのコラボレーションによって、モトクロスをイメージしたスタイルに仕上げられている。
チャンピオンイエローのボディデカールによってレーシーな雰囲気が漂う。
同じくスズキ ブースに展示されていたスイフト レーサー RSはサーキットのイメージだが、こちらは完全にオフロード志向。
足回りはハードなオフロード走行を想定して車高を上げ、15インチホイールと185/60のオフロードタイヤを装着。本来、シティユースを主体としたクロスオーバーモデルであるイグニスを、本格SUVに仕立てている。
個性的なフロントマスク、直線的なボディサイドのデザイン、さらに張り出しを強めたフェンダーなどによってコンパクトカークラスのなかでも際立った個性を主張するイグニス。
そんなイグニスが、カスタムベースとしても十分に魅力的な選択であることをアピールしている。
【関連記事】