国内販売はないが海外で大人気!
懐かしのサニートラックもチェック
北米やアジアなどで人気のピックアップトラック。かつては国内各メーカーから販売されていたが、現在はラインアップされているモデルは皆無。
そんな中、東京オートサロン2017(千葉県・幕張メッセ)には、様々な国産ピックアップが出展。
昔乗っていて懐かしむお父さんから、初めて見て「大きくてカッコイイ」と喜ぶ女の子まで、幅広い層から人気を集めていた。
まずは、いきなり変わり種。「OGU SHOW」が出展したのはなんと、「トヨタ・ハイエース」にベッド(荷台)を設けた「ハイエース・Wピックアップ」だ。
ベッド後部には開閉式のアオリもあり、開けた状態でもバイクなどを積めるようステーも増設。
お次は、北米専売車の「トヨタ・タコマ」。
「HIL TOP」ブースに展示されていたこのモデルは、FABTECH+HILL TOP6インチキットで車高をアップ。ホイールには「ラグナ・アルデバラン」の18インチ、ブロックパターンのBFグッドリッチ製タイヤなどでワイルドさを演出している。
ベッド(荷台)には、長い資材などの搭載も可能なパックラックも装着。
スキーやスノーボードなどアウトドアで遊ぶためのアイテムから、災害時に対応するツールまで幅広く運べる装備も魅力だ。
こちらは懐かしのサニトラ、「ニッサン・サニートラック」をカスタムしたのは「静岡工科自動車大学」の生徒たち。
ボディはキャンディグリーンにペイント。ボンネットには、グラインダーで模様を入れるグラインダータトゥーも施すなど、最新のペイント手法を投入。
エンジンのタペットカバーやエアクリーナーにはメッキ加工も。これらにより、ノーマルが持つスタイルを活かしつつ、魅せるカスタマイズを施した1台だ。
「群馬トヨタRVパーク」ブースでは、2003年まで販売されていた「トヨタ・ハイラックスピックアップ」2台を展示。
まず、シルバーボディには、フロントバンパーにJAOS製「スキッドバー」などを装備。ホイールはワーク製「クラッグ・ティーグラビック」の17インチを装着。
ブルーのハイラックスには、フロント部にTJM製「アウトバック・ブルバー」を装着。
JAOS製サスペンションキットでちょい上げ車高にし、ワイルドさをプラス。
ホイールにラグナ製「トラッカー」の17インチ、BFグッドリッチ製ブロックタイヤでオフロード感をアップさせている。
ちなみに、上のハイラックス2台の展示目的は「ショーに出し反響を得ることで、再販をメーカーにアピールする」こと。実際に来場者の多くが興味津々だったのは確か。手応えありかも!? ぜひ検討して下さい、トヨタさん。
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