「ブリッツ」がターボキットを開発中
走る・曲がる・止まるの性能をアップ
昨年11月に追加されたマツダ・ロードスターRF。電動リトラクタブルハードトップを採用するこのクルマのエンジンは2リットルと、通常モデルが搭載する1.5リットルエンジンより排気量がアップ。
まさにチューニングのベースとしての魅力がますます高まった。
そんなRFにさらなる戦闘力を与えるべく、ブリッツがターボキットなどを装着し東京オートサロンで発表した。
ブリッツは、これまでも積極的に現行型ロードスターのパーツ開発を行なっていた。
ニューモデルのRFも発売と同時に着手し、東京オートサロンではターボキットやエアロをまとったデモカーが披露された。
もっとも注目を浴びたのは当然ながらエンジンルーム。ターボキットはまだ開発中とのことだが、同じく開発中のマフラー『ニュルスペックVSRクアッド』が、60φのセンターパイプ径であることから考えると、中低速のトルクやレスポンスを重視した味付けと予想できる。
最高出力は、250psくらいになるそうだ。
足まわりは『ダンパーZZ-RスペックDSC』で、室内から減衰力を調整するDSCに対応。
スプリングは柔らかめのフロント5kg/mm/リヤ2.5kg/mmで乗り心地を確保しつつ、最大で75~90mmのローダウンを可能とする。
ブレーキもビッグキャリパーキットを開発中で、330㎜径ローターに4ポットキャリパーが与えられる。
走る・曲がる・止まるの各要素をバランスよく高めた、総合チューニングパーツメーカーならではの手腕に脱帽。
フロントバンパー/サイドスポイラー/リアスポイラー/リアディフューザーは、『エアロスピードRコンセプト』として発売中だ。
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