ボルトオンターボキットで250ps超
最大出幅60mmのボディキットも登場
昨年7月に初のマイナーチェンジを敢行したトヨタ『86』。各部がブラッシュアップされ、スポーツカーとしての魅力がより高まった。
「ブリッツ」では前期型と同様に、後期型『86』の楽しみ方のひとつとしてボルトオンターボキットを提案。
発売中のエアロパーツやサスペンションと併せ、「東京オートサロン」のブースに展示されたこの『86』は、コンプリートカーといえるレベルの完成度を誇る。後期型は吸排気系のリファインにより、前期型より7psのパワーアップを果たしている。
それだけでも体感は十分にできそうだが、ターボの爆発的な加速はやはり別モノになるのは間違いない。
とはいえ扱いにくいパワー特性ではなく、中低速のトルクも確保した安心して踏める仕様だ。
前期型のターボ仕様でも約50psアップだったので、260psくらいは発揮することだろう。
ボディはワイドフェンダーを含む『エアロスピードRコンセプト』のフルキットで武装。
フロントバンパー/サイドステップ/オーバーフェンダーは前期用がそのまま装着可能だ。
フェンダーはフロントが片側40mm、リヤが片側60mmもワイド化される。
リヤバンパーのみ後期モデル専用。正式リリースもそう遠くないと思われるので、エアロ装着を考えているオーナーはもう少し待とう。
ノーマルとはケタ違いのパワーを活かすべくサスペンションは、ローダウン状態でも最高の性能を発揮する『ダンパーZZ-R BB』をベースとして、室内から減衰力を調整するコントローラー『DSC』に対応するべく開発を行なっている。
ブレーキシステムはフロント6ポット/リヤ4ポットのキャリパーを備え、ラジエーターやオイルクーラーといった冷却系、昔からのお家芸である電子パーツとすべて自社製品で統一。スポークの間から見える真っ赤なビッグキャリパー。ワイドボディ化によりタイヤサイズは前後とも295/30-18という太さに変更できる。
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