常識を逸脱するパワーを発揮するターボ
ミッションもエンジンも規格外の対応力
東京オートサロン2017に出展したオーストラリアのターボチューニングメーカー「GCGターボ」。ここのブースでは、ちょっとほかではお目にかかれないシロモノが……。
タービンにしてもミッションにしても、エンジンブロックにしても、常識的な数値が吹っ飛んでしまう内容の製品ばかり。
S660用のハイフローターボチャージャーから、大排気量のトラック用のターボチャージャーまで扱う同社だけに、さまざまなサイズ、さまざまな用途のタービンを展示。
それから、航空規格6061ビレットアルミ(押出用に調整された鋳塊)のブロックも凄い!
日産のRB26、RB30、SR20、三菱4G63、スバルEJ20といったチューニングベースになるエンジン用が並んでいた。
おそらく一般的な鋳鉄製のブロックより、50%以上軽いはず。
強度も冷却も十分あり、なんといってもアルミの削り出しで美しい……。
このほか1000Nmのトルクに対応するシーケンシャルトランスミッションもあった。
ここのタービンやトランスミッションの対応馬力を見ると、チューンド日産R35型GT-Rが1000ps超が普通に思えてしまう。
ものを考える尺度が狂ってしまうほど、強烈なパーツ群だ。
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