800ps仕様のトヨタ86で
目標ラップタイムは50秒切り
2017年1月29日、静岡県の富士スピードウエイで開催された「HKSプレミアムデイ」のなかで、チューニングメーカー「HKS」が筑波(サーキット)最速を狙うプロジェクトを発表した。これは、昨年急逝した故長谷川浩之前社長最後のレーシングプロジェクトで、
「HKS Racing Performer GTS800」と名付けられた車両は、トヨタ86をベースにしたチューニングカー。カーボンで作成された軽量ボディを纏っている。
搭載するエンジンは、FA20型2リットル水平対向4気筒を2.5リットルの排気量アップして、開発中の大容量GTスーパーチャージャーをプラス。最高出力は800psをマークするという。
このプロジェクトは、かつてHKSがF1エンジンを手がけていた V12気筒の「300E」を開発したチャレンジ精神を彷彿させるもの。筑波サーキット50秒切りにトライする。ドライバーは、スーパーGTドライバーの谷口信輝選手だ。
(レポート:XaCAR編集部)
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