耐摩耗性にも優れる新生アジアンタイヤ
「ヴィツァー」が日本初上陸
インテックス大阪で行なわれている「大阪オートメッセ2017」では、アジア系タイヤの新生ブランドに注目が集まっている。中国から日本に上陸した『ヴィツァー』がそれだ。
大阪オートメッセのブースには、様々なラインナップのタイヤが勢揃い。なかでも注目は、軽自動車用から乗用車用サイズまでをラインアップする『フォーミュラーX』だ。
そのなかで”155/65-R14″サイズにはなんと、サイドウォールにホワイトレターとホワイトロゴが施されているのだ。
ドレスアップなどでタイヤにDIYペイントすることは多いが、これは標準採用なのでその手間はなし。装着するだけで軽自動車の足元にアクセントをつけられるのだ。
『フォーミュラX』の特徴はほかにもある。アメリカで法的に義務付けされている耐久試験に”UTQG”では、600という高い耐摩寿命を保有しているのもポイント。
これは、約6万km走れるということを意味している。通常のタイヤが280〜300というレベルなので2倍の耐摩耗性を保持。いかにこのタイヤの耐久性が高いかが分かるだろう。
なお、ブース内にはほかにも、デモカーとしてエアロメーカーの『BOMEX(ボメックス)』が製作したトヨタ・80スープラも展示。
超ワイドボディを身にまとったこのクルマは、今後『ヴィツァー』製ハイグリップタイヤをサーキットでのタイムアタックなどでテストするための車両ということだ。
軽用からスポーツカーまで、幅広いラインナップを持つ新生タイヤブランドに今後も注目だ。
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