今年もKトラのカスタマイズが熱い
ナニワ発祥のカスタム文化が密かにブーム!?
関西はKトラのカスタムが熱い! ベース車は豊富で価格も手ごろ、そしてパーツもよりどりみどりだ。ココ、大阪オートメッセの会場で見つけたビジネスユースもOKな、イケてるKトラを紹介していこう。
[HARD CARGO ハイゼットT 2WD]
オレンジにオールペンされたダイハツのハイゼットは、さり気なくローダウンされたちょい下げ系カスタム。最大のポイントは荷台に装着された『ハードカーゴキャリア』で、従来の積載スペースを犠牲にすることなく、脚立などの長モノを搭載することが可能だ。ホイールはクラシカルなデザインで人気の『ディーン・クロスカントリー』。実用性だけじゃなくオシャレさもしっかりアピールする。
[HARD CARGO ハイゼットT 4WD]
ベースは同じダイハツ・ハイゼットだが、コチラは4WDらしく若干のリフトアップ。荷台の『ハードカゴキャリア』にはスポーツタイプの自転車を搭載し、アウトドアなイメージを演出した車両だ。タイヤの選択もクルマの方向性に合わせ、ナンカンのSUV用である『N889』をチョイスする。見た目のカッコよさはモチロン、積載能力や走破性まで兼ね備えた、使い勝手に優れたアゲ系Kトラだ。
[ベルエアトラック]
「キャルステージ」が製作したシボレー・ベルエア風Kトラック。DA63Tのスズキ・キャリイをベースに7点セットのエアロを装着、明るいグリーンのカラーリングでスタイリッシュなキャルルックに変身させた。またオプションとしてビンテージドアミラーやタイヤハウスカバー、ルーフバイザーなども用意。1950~1960年代のアメ車の特徴をよく押さえた、キャルステージならではの作品といえるだろう。
[シェビートラック]
同じくDA63Tのキャリイがベース。エアロのセット内容やオプションパーツも『ベルエアトラック』とほぼ一緒で、コチラのモチーフはシェビーだ。ウッドゲートはノーマルと同様に開閉するし、高さがあるので荷物の積み込みも楽。サイドマーカーやテールランプもシェビーのデザインを忠実に再現している。販売はフルエアロの7点セットの他、フェイスチェンジだけの4点セットも。灯火類は別売り。
(撮影レポート:佐藤 圭)
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