ニュルブルクリンクで市販車最速タイムを記録
そのスペシャルな仕様が「Nアタックパッケージ」
日産R35型GT-Rの中でも最高峰の速さを見せるGT-Rニスモ。
平成25年にはドイツのニュルブルクリンクにおいて、当時の量産車世界最速タイムを叩き出した。
その際に装着していた専用パーツを採用した「Nアタックパッケージ」車両が大阪オートメッセに展示されている。
7分8秒679。全長20.8kmのニュルブルクリンク・オールドコースを疾走したGT-Rニスモのタイムだ。
これを記録した仕様は、現在市販されている車両とは若干異なっている。
専用エアロやサスペンション、前後LSDなどサーキットでの全開走行のため、より性能を追求したパーツが盛り込まれていたのだ。それらのアイテムをGT-Rニスモ専用の「Nアタックパッケージ」として展開。2017年モデル用も今年の1月13日より発売されている。
カーボン製のインタークーラーパイピングやコンピュータ、オーリンズ製車高調、ロール剛性可変式スタビライザーなど、すべてがNアタックパッケージ専用。またフロントフェンダーやリヤウイングはドライカーボン製であり、R35型GT-Rニスモをさらにスパルタンに進化させているのだ。
室内もレカロ製の専用フルバケットシートを投入し、リヤバルクヘッドもドライカーボン製。
後部座席は廃止してキルティングのクロスマットが施されている。
この究極のR35GT-R、大阪オートメッセ6A号館の日産ブースでは、見るだけではなく、実際に運転席に乗ることも可能。日本が誇るスーパーマシンをぜひ体感していただきたい。
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