エンジンを完全レストアしエアサスでベッタリ!
2月10〜12日にインテックス大阪で開催された「大阪オートメッセ」。
愛知のプロショップ「リバティーウォーク」のブースには、なんと1970年代の名車マツダ『サバンナクーペ』のシャコタン仕様が登場! 当時の雰囲気そのままのスタイルが人気を呼んでいた。
サバンナRX-7の前身であるこのクルマは、マツダお得意のロータリーエンジンを搭載し、当時モータースポーツなどでも大活躍したクルマ。海外でもRX-3の名称で輸出され、世界中にファンがいるマツダの名車だ。
超ワイドなオーバーフェンダーが迫力
ブースに展示されたクルマは、昭和52年(1977年)式・後期型。12Aエンジンを搭載した、なんと40年前のモデルだ。
当時のレースシーンで圧倒的な強さを誇った日産スカイラインGT-Rを打倒すべく、マツダが投入した輸出仕様のサバンナRX-3ベースのワークスマシンを彷彿とさせるスタイルだ。
イエローのベースカラーにグリーンのラインを施し、超ワイドなオーバーフェンダーなどを装備。
車高はエアレックス製エアサスでベッタリと落とし、フロントバンパー下の大型アンダースポイラーも迫力満点だ。
ウェーバー製キャブ搭載
エンジンはフルレストアされ、とても40年前のクルマのものとは思えないほど。
施工を担当したのは岡山の三好自動車だ。
特に、注目はキャブ。当時、国内外のレースで一世風靡したウェーバー製で、48Φの大径サイズをセットしている。
ロータリーエンジン用のため、エア吸入口が上向きとなっているスタイルも雰囲気満点。
今のクルマのエンジンにはない、メカニカルな美しさを持つエンジンにさらなるレーシーさをプラスしている。
このマシンはオーバーフェンダーなどをモディファイし、今後も進化を遂げる予定。今から楽しみだ。
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