搭載するカーオーディオのパワーアンプは5基
ブラジル製で合計出力はなんと3万ワット!
日産130系ローレル(1972年登場の2代目)の純正パーツを多用したカスタムカーを「大阪オートメッセ」(大阪市インテックス大阪)に展示するのは、カーオーディオショップ「尾林ファクトリー」。
ベース車はなんと25万円で手に入れたキューブで、同店の代名詞であるカスタムオーディオを中心に、完成までの経緯や装着アイテムを紹介していこう。
フェイスリフトで真っ先に思い付いたアイディアは、日産230系ローレル(1977年登場の3代目)の角目ヘッドライトだった。
ところがベース車のキューブには純正で似たデザインがあると判明。それじゃ面白くないと、130系ローレスの丸目4灯ヘッドライトに変更したという。
とはいえ純正パーツなど新品があるワケもない。ネットオークションなどを駆使してパーツを集め、ようやくイメージどおりのエクステリアに仕上がった。
テールレンズは新品をネットークションで入手したが、「クルマが25万円なのに10万円も使っちゃった」とか。でも仕上がりを見れば苦労の甲斐は十分にあったはず。
タイヤは前後とも225/30-14を装着する。
シンプルながら機能的なインパネまわり。ステアリングは旧車の定番アイテムといえるナルディ・クラシックだ。生地を張り替えて旧車テイストを高めたレカロシートも要注目。
車内はスピーカーやウーファー
アンプが所狭しとインストール
搭載するカーオーディオは、アンプ/スピーカー/オーディオをブラジル製のメーカーで統一。日本では馴染みがないかもしれないが、音楽が身近な国だけに開発者のコダワリは並々じゃなく、音質的にも大音量で聴かせるイベント向きだと尾林サンは語る。
(レポート&撮影:佐藤圭)
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