カスタムトレンドの発祥地が
本気を見せるセダン・メイク
セダン系カスタムのトレンドを生み出してきた関西地区。
2月10〜12日にインテックス大阪(大阪市)で開催された「大阪オートメッセ」。
この会場で、特に目を惹くスゴ技やこだわりを駆使したボディメイク&インテリアを施すレクサス系4台をピックアップしよう。
MJK LS後期 WIDE BODY STYLE
レクサスのフラッグシップ『LS』に、オリジナルのブリスターフェンダーベースキットでさらなる風格を。エアロはMJKとエイムゲインを組み合わせ、細部には当然のごとく加工が施される。
FORZATO IS R-PRIDE
福島県のプロショップ『オーテック白河』が出展するレクサスIS。
エクステリアは同社が展開するブランド『フォルツァート』のFZ R-PRIDEバージョン、インテリアは『スプレンダー』で統一感のある作り。
エアクリーナー/マフラー/ECUと同じく『フォルツァート』でまとめたパワー系のチューニング、またリヤに装着した大きなGTウイングからは、走りにも妥協しない作り手の強い意思が伝わってくる。
カーボンで製作された前後のオーバーフェンダーは、レーシーさとラグジュアリーさをバランスよくミックス。そして何といっても目を引くのは、ヒッチメンバーを介して搭載したズーマーだろう。
車両はズーマーのパーツ販売で知られる『リンパーツ』が製作し、旧車に人気のホイール『ハヤシレーシング』を履いている点も見逃せないポイント。
ZEEK Body Works(SUPER EURO仕様)
車名からも分かるようにユーロをコンセプトに製作されたレクサスLS。
『エイムゲイン』の純VIP GT ワンオフエアロを基本とし、同じくワンオフのブリスターフェンダーやボンネットでオリジナリティあふれる外観に。
管楽器を連想させる造形のエキゾーストシステムは、『センスブランド』をベースに中間がワンオフのフルストレート構造、マフラーカッターは日産R35型GT-Rから流用している。
『ユージーランドボディ』の手によるサスペンション、また405φの大径ローターを備えたブレーキシステムも装着し、クルマの基本性能である走る・曲がる・止まるをトータルでブラッシュアップしたセダンといえるだろう。
370Factory Original GS
全体的にはシンプルな作りだが、細部にコダワリが詰め込まれたレクサスGS。
極端に幅を広げないセミブリスターフェンダーに合わせたエアロは、前後バンパーが『ワンスター』の加工でサイドステップとリヤウイングがワンオフだ。
バンパーの開口部やヘッドライトまわりにはワンポイントでカーボン加工を施し、明るいボディカラーとのメリハリを演出している。
インテリアのカラーは明るい白でに張り替え、シートベルトなどにワンポイントとして赤を使う。
(レポート&撮影:佐藤圭)
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