1996年[平成8年]
ヨーロピアン・スタイルがさらに進化した1996年。もともとは、ヨーロッパ車のドレスアップカーをお手本にしたが、小ワザを用いてよりそのコンセプトを深めていく。既製品だけの世界には留まらず、他車種流用や自作パーツなど、現代に通じる手法が登場。チューナーのエンブレムなどの輸入アイテムは、重要なアイコンとなった。
↓ACCORD WAGON↓
樹脂板と金網で自作したフロントグリル。リアのガーニッシュもアクリル板で自作するなど、フロントはアルファロメオ、リアはBMWを意識した。
↓CALDINA↓
VWのチューナーであるABTをモチーフにして仕上げた1台。カルディナで大人気だった4灯ヘッドライト化が、そのイメージを底上げる
↓LEGACY TOURING WAGON↓
トミーカイラのバンパースポイラーを核にヨーロピアンGTを意識。4灯風のヘッドライトは自作、リアのフォグはミツビシRVR用を流用した。
↓AVENIR↓
ニッサン・プリメーラ カミノの純正バンパーを加工して移植。BMW風のフロントグリルはFRPで自作製作。当時流行した可変ウイングも見ドコロのひとつ。
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