サーキットも楽しめるストリート仕様
ハードな出で立ちのボディキットも登場
ホンダS660のチューニング&カスタマイズが多様化。ユーザーにとって選択肢が増えるわけで、じつにウレシイこと。チューニング&カスタマイズを施したS660が愛知県ポートメッセなごやで2月25〜26日に開催されている「オートトレンド2017」に登場。
そのなかでも注目の5台をピックアップしてみよう。
S660専門ショップ「44G」が提案するのはサーキットも楽しめるストリート仕様。
フラップはホワイトのクルマのように塗り分けると、グッと質感がアップするところも特徴だ。
また、フロントとリヤのガーニッシュ(ヘッドライトとテールランプ下)は、精悍なイメージにするだけでなく、リヤに関してはエンジンルームの冷却性も期待できる。
そして注目なのが、ミラクルクロスバーとシュノーケルだ。
ミラクルクロスバーは、運転席とエンジンルームの隔壁部に装着するボディ補強パーツ。フロントとリヤのねじれを抑制して、とくにサーキット走行でその効果を感じさせるそうだ。
ちなみに、ガンメタのデモカーはフロントに195/50R15、リヤに205/50R15タイヤを装着。エアボリュームを高め、サスペンション設定も含めややリヤ下がりの姿勢にすることで、サーキットでのポテンシャルアップを図っているのだ。
シュノーケルは、エンジンルームとインタークーラーにそれぞれ冷却風を導入。ミッドシップゆえ、どうしてもインタークーラーの冷却効果を高めにくいS660ならではの装備と言えるだろう。
可変式リヤウイングに対応したオリジナルウイングもラインアップする。
サーキットを極めた仕様からストリート仕様まで
「HKSテクニカルファクトリー」と「パンドラ」がコラボしたチューンドS660。タービンをHKS製100Rに換装し、サーキットでのテスト走行から生まれたエアロキットを装着する。
K’z AUTOのS660はボンネットやバンパーなどのエアロキットを装着。しかし、近づいてみるとボディはフルカーボン仕様という驚きのスタイル。
軽スポーツ専門ショップ「NAVIC」は、オリジナルの車高調整式サスキットやレイズ・ボルクレーシングTE37ホイールを装着。ECUの書き換えでパワー特性を最適化している。
(撮影:吉見幸夫)
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