ゼロクラから始まった新世代クラウン
純正スポーツ仕様のような佇まい
「トヨタ」の新世代『クラウン』のルーツは先々代モデルの18系クラウンだ。
先代モデルの200系クラウンを経た現行型210系クラウンは、よりスタイリッシュに磨きがかかり「年輩のクルマ」というかつてのイメージを完全に払拭。
特にアスリートは欧州のスポーツセダン並の精悍さを放つ。
そんな210系クラウン・ロイヤルとアスリート用のエアロキット『ロゼル(ROZEL)』が「アレス」からリリースされた。
「クラウンは、純正でも車高を落とせばカッコ良く見えますが、それではVIPとは言えません。『ロゼル』では純正のラインや面の張りなどをイチから見直し、純正然としつつもそれを上回る迫力を追求しました」とアレス代表上山サン。
フロントはバンパータイプで、一体型のオリジナルグリルを採用。
アスリートの特徴であるイナズマのような意匠は継承しつつ、ワイドに角度を再設計している。内部も欧州のスポーティセダンのようなハニカムメッシュを採用し、ただならぬ雰囲気を獲得。
純正よりワイドも高まり、より迫力が増している。奥行きもあり、立体的。
フロントグリル一体型のためアスリート、ロイヤル、各前期後期に装着できる。
リアはハーフタイプ。装着には純正バンパーを一部カットする必要があるが、そのお陰で出面を抑えることができ、ハーフでも一体感の高い装着を可能とした。
マフラー開口部の奥行きも深く、立体感に富んだ構造。
さらに従来とは異なるディフューザースタイルとし、ヨーロピアンGTセダンのような雰囲気を醸し出す。
ディフューザーはフィンの造形と腹下の奥行きにもこだわる。
「サイズは純正サイドが基準。純ベタ仕様並のローダウンが可能なのも、ウリです」。ロゼルならではのフラップ型のリップ。空を切り裂くような鋭さが特徴だ。
グリルのくびれ部分も、純正ラインとオリジナルラインで再設計。尾を引くような鋭いラインが印象的。
フォグはレスでもOKだが、専用の3連LEDタイプを設定予定。
バンパーコーナーのラインを引き継ぐダクトを側面に。マフラー下はボトムをフラットに見せつつ、上面を波打たせてカナード風にも見せる。
- フロントバンパー(グリル一体型) ¥135,000
- リアハーフスポイラー ¥54,000
- フロントトップモール ¥21,600
- 上記3点キット ¥210,600
アレス TEL0581-22-2114 http://www.aless-group.com
(レポート:VIPスタイル編集部)
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