1998年[平成10年]
P.C.D.変換スペーサーを使って欧州メーカーのホイールを装着したり、エアロはワンオフ製作して差別化を向上。これまでよりも工夫や手法が進化したという印象だった。
また、ホンダ・オデッセイやトヨタ・エスティマ(ルシーダ&エミーナ)など、徐々にミニバンのカスタムが増加。この年からミニバン全盛への道が始まったのである。
↓STAGEA↓
日産ステージアのエアロで有名な「ドルフィン」製バンパーを加工。当時のハイパフォーマンス仕様”オーテックバージョン260RS”のようなインパクトを狙った。「OZ」のホイールでヨーロピアンスポーツにも薫らせる。
↓COLLORA WAGON↓
アメリカンレーシングを意識したボディカラーとレーシングストライプが見ドコロ。フロントはデミオ用リップを追加移植し、視覚的な低さを強調したトヨタ・カローラワゴン。
↓ESTIMA↓
フォルクスワーゲン(VW)チューナーの「プロジェクトツヴォー」をモチーフにバージョンアップし、VWシャラン風に仕立てたトヨタ・エスティマ。オリジナルのフロントグリルも、そのイメージを踏襲したもの。
↓ODYSSEY↓
MOMOのホイールを履くホンダ・オデッセイには、フロントやサイドのフラップに発泡塩ビで加工した自作アイテムを投入。デカールやヘッドライト、ドアミラーへ、当時では希少な”注し色”を配したのも斬新だった。
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