USの最先端を2台のUSシエナが
スマートに実践した
ミニバンでベタベタに落として、エアロは控えめに。そして家族を犠牲にしない乗り心地と実用性。
躍進する『VANKulture』は、日本でも密かにブレイクしつつある。
ここでは、ジャパニーズ×ヴァンカルチャーの2台をご紹介。
国内では超希少なUSミニバン、トヨタ・シエナを日本流に調律した。
レクソンのフロントリップのみという、極めてシンプルなシエナ。
「ACC」のエアサスに「ヴォッセ」とのコンビは、定番パターンだが、ステッカーでアクセントを加えるという手法に。コストをかけずに全体とのバランスを図った。
レクソンのフロントリップで、ほのかに疾走感をプラス。
エアサスのタンクは車底に、コンプレッサーや配管は室内のデッドスペースにセットした。
ファミリーユースを意識した、実用性を犠牲にしないインストールを実践。
エアロは、USブランド「シティクルーザー」のフロントリップとリアウイング。このシエナには、J’sブランドのホイールを組み合わせてJDMな薫りを漂わせた。
ミニバンにスポーツ鍛造ホイールという、ツウなホイール選択。
『ボルクレーシングTE37 ウルトラ』を前後10.5Jというワイドリムも驚きである。
ステアリングは純正をベースにカーボン+アルカンターラへ張り替え。
エンジンルームは、ホイールと同系のブルーを注し色として投入した。
足元を中心としたメイクで、ミニバンをさらりとスマートに乗る。
国内では派手さを追求する傾向だが、『VANKulture』のようなシンプル×クールなスタイルもアリかもしれない。
今後もそんな彼らに注目したい。
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