レクサスの誇る高性能ブレーキをトヨタやスバルの足元へ
ブレーキチューンの場合、社外キットを使うのが一般的だが、ナチュラルなグレードアップならば注目の方法がある。それが”純正ブレーキ”流用だ。
『グローバル』では、他車種のブレーキを装着可能とした専用ブラケットを車種別に開発。これまで、日産R32型スカイラインGT-Rや、トヨタ 30セルシオ、ホンダ・レジェンドといった高性能な純正を使ったキットを展開してきた。
今回、『グローバル』が新たに注目した”純正”。それがレクサスLSとレクサスRC-Fスポーツというコンビだ。
使用するキャリパーは、レクサスLS純正。
アルファード純正(写真左)と比較してみると、片押しの1ポットに対してLS純正はアルミ製の対向4ポット。モノブロック構造となるため剛性面の強化も可能だ。
ブレーキローターは、レクサスRC-Fスポーツを使用。
アルファード純正296mm(写真左)に対して357mmの国産車最大級サイズ。高性能をアピールする2ピース構造なのもニクイ。
ボルトオン流用を可能とするのは、車種別で型を起こした専用ブラケット。SS400という高剛性な鋼鉄が素材で、剛性と耐久性に配慮した。