アジアのカスタマーたちを魅了した
『RAYS WORLD TOUR in HongKong』
1973年創業以来、アルミホイール専業メーカーとして邁進する「RAYS(レイズ)」。
F1やグループC、FIA世界耐久選手権、国内ではSuper GTなど、多岐にわたってレーシングホイールのサプライヤーを行ってきた。
“コンセプト・イズ・レーシング”を企業理念に、レースフィールドで培った設計思想を備えた商品群を提供。いまや世界中で「RAYS」に魅了されるフリークは数多い。
カスタマイズ市場が急成長するアジア市場もひとつ。
彼らを対象とした『RAYS WORLD TOUR』と題した展示会が香港で行なわれた。
3月14日〜15日、”PANDA HOTEL”の特設会場には、VOLK RACING、GRAMLIGHTS, VERSUS, DAYTONA, HOMURAなど「レイズ」の誇る商品群を展示。
“JAPAN MADE”による高い技術や付加価値、繊細なデザインに多くのカスタマーが熱い視線を注いだ。
また、メインとなる3ブランドには、実装着した車両を展示。
R35型GT-Rには、話題のジュラルミン鍛造『VOLK RACING TE037DURA』をセット。超超ジュラルミン材の1ピースホイールは、アジア圏で増加する高級スポーツカー・ゾーンをカバーするハイスペックモデルとして注目を集めた。スポーツ鋳造ブランド「グラムライツ」も忘れてはならない存在。
新シリーズ”アズール”の最新作『AZURE 57ANA』はBMW M4に装着し、その高性能ぶりを発信した。
3台目は、中国や香港でも人気を誇るトヨタの上級ミニバン”ヴェルファイア”。
足元には、ワールドプレミアされた「ベルサス」の最新モデル『STRATAGIA Conquista(ストラテジーア・コンキスタ)』を履く。優雅なアールデザインを持つ大口径20インチは、多くのギャラリーを視線を奪った。
今回の展示会では、「RAYS」の三根代表による挨拶も。
「アジアでのモータリゼーションが活性するなか、カスタマイズニーズも急増。特に中国市場においては、需要ベースのポテンシャルが上がってきており、当社としても販売強化を考えている」とコメント。
確かに、ここ香港でも富裕層比率が高く、スポーツ志向のユーザーが多い。
レイズのような高付加価値なコンセプトには親和性があるし、近隣の中国も最大のマーケットだ。
そう思えば、RAYSの高性能をアピールする『RAYS WORLD TOUR』を行なう意義は大きいのかもしれない。
アジアの人たちにとって、「レイズ」のホイールが憧れの存在であること。同じ日本人として、とても誇らしく思えた2日間だった。
RAYS WORLD TOUR IN HONG KONG
会期:3月14日(火)〜15日(水)
会場:HONG KONG TSUEN WAN、PANDA HOTEL
レイズ・ユーザーダイヤル TEL06-6787-0019 http://www.rayswheels.co.jp
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