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親の「運転の仕方」を子どもは体で覚えている!

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目隠しした子どもが助手席に同乗
3人のドライバーから父親を見分ける

「富士通テン」がスペシャルサイトで3月21日よりスペシャルサイトでウェブムービー「Father’s Drive」を公開している。
この動画は、目隠しをした子どもたち(免許取得年齢に満たない)がクルマの助手席に乗って、3名のドライバーの中から自分の父親の運転を見分けるという実験。結果は、なんと70%の子どもが正解。
さらに参考データなども見ると、親の運転は子どもの記憶に刻み込まれている(遺伝する?)と感じさせる結果もあった。

この「Father’s Drive」という動画は、富士通テンが展開するカーナビやドライブレコーダーのブランド「ECLIPSE(イクリプス)」の「車に乗る人すべてに安心を感じてほしい」ということから作成。100組みの親子(子ども100名)を集め、子どもたちには目隠しをして特設コースを走行する助手席で、3名のドライバー(タクシー運転手、初心者、自分の父親)からお父さんを当ててもらおうという企画ビデオだ。

実験に参加した子どもの半数以上の54人が、3名から父親の運転を当てる自信はないということだった。
しかし、結果は70人が正解という結果に。
「お父さんの運転を当てられたポイントは?」という質問に対して、『アクセルの踏み方』や『ハンドル操作』、『ハンドルの滑らせ方』といった運転の特徴を捕まえている。
その中でトップ3は『加速』、『ブレーキ』、『曲がり方』という基本的なクルマの動きだ。

さらに「お父さんの運転は安心できますか?」という質問に対しては、約80%の子どもが「安心できる」と回答(安心できないは15%)。

親のぬくもりは運転からも伝わっている

富士通テンとしては、この結果を見て
「子どもたちは1日3食の食事と同じくらい、ドライブで過ごした時間をお父さんとの思い出として記憶しており、ドライブの価値を示す結果に」と記している。
付け加えれば、子どもたちは、お父さんの運転のリズムを自然に身体で覚えていることでもある。

例えば、優しく発進して、急激な減速をせず、スムースにコーナリング。そんな加減速Gや横Gを大きく変化させない運転に慣れている子どもは、カックンブレーキなどされると違和感(不快感)を覚えるはずだ。
もちろん、その逆パターンもあるわけで、急な加減速をする運転に慣れた子どもは、それが普通の運転となって、スムースな運転がかったるく感じるかもしれない。

これは、子どもと親の関係だけなく、家族ぐるみでも似たような傾向があるのではないだろうか?
例えば、夫婦でクルマを免許を持っている家族の場合、同乗時に運転時間の長い方に運転の仕方(リズム)が似てくることが多い。
実際、「結婚したら嫁さんの運転が丁寧になった」という編集部員もいる。

運転はリズム!ベンチマークとなる人がヘタだと・・・

これは先に述べた運転リズムが大きく影響しているはずで、スピードで変化する周囲の景色流れ方など視覚的な部分、ウインカーを点灯させるタイミング(聴覚的な部分もある)といった項目を挙げるとキリがないほど。もちろん、加減速やコーナリングの仕方も含まれている。

家族の運転リズムのベンチマークが必ずしもお父さんというわけではないが、メインとなる人の運転が家族に浸透していることは間違いないだろう。

極論を言えば「乱暴な運転をする親を持つと、子どもも運転が乱暴になる」といった可能性は決して否定できないはずだ。
未来ある子どもたちのために、もう一度、運転の仕方を見直してみるのも良いだろう。

富士通テン特設サイト http://www.fujitsu-ten.co.jp/eclipse/brand/fathersdrive/

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