高級なブランドだからこそ
「品」は落としたくない
内装&オーディオの仕上がりも一切妥協なし。メインカラーに鮮やかな赤を選んだのは、派手さを抑えた外装とギャップを付けるため。心憎い視覚的な演出で周囲の視線を集める。「内装の雰囲気は、高級な欧州車やスーパーカーも参考にしています。例えばシートのパターンはフェラーリをイメージ。国産のクルマにはない、オシャレなデザインに惚れました」。
今回のリメイクでは、そこに「近未来感」をプラス。まずメーターが、本来の3眼から液晶モニターに変わっている。
「HKS」の『OBリンク』を使い、車速などの情報をケータイ経由で映し出す。念のため純正のメーターは残し、カメラを仕込んで燃料計などをモニターに表示させることができる。左右のアクリルはウインカーの表示灯。メーターの表示面に合わせて青く点滅。
「現行ベンツなどもメーターが液晶で、最先端を取り入れるためにオーディオ屋サンと一緒に作りました」。
ハンドルも近未来感を出すべく、ホーンパッドを加工してアクリルのロゴを投入。白LEDを内蔵して発光させる。視界に入る部分が変化したこともあり、運転がさらに楽しくなった。Lマークからレクサスのロゴに。もちろんホーンは鳴らせる。ちなみに、シートは座面と背もたれのステッチがフェラーリ風。単調に見えないように、レザーとパンチングのスエードを組み合わせた。ビジュアルで目立つだけでなく、遠くまで音を飛ばすために本気で製作したトランクオーディオ。こちらも機材はMTXで揃え、パンチの効いたサウンドを放つ。
VIPスタイル2017年2月号
(レポート:VIPスタイル編集部)
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