営業車もワイルドに飾れば激シブ。
古き良き昭和の薫り、満開だぜ!
カスタムベースが営業車だなんて、あまり考えられないけど『スリーピース岐阜』が超ナウい(←死語)クルマを創った。
それが、チンスポ、バーフェン、深リムで仕上げた2台のトヨタ・プロボックス(商用バン)。
味付けは、旧車も多く手掛けるプロショップらしいワイルドな仕立て。”角張ったカタチが好き”がベースにあり、気軽に乗れて普段使いできるクルマで遊べないかと考えたのだ。
族車をイメージに昭和ムード全開!!
シルバーは、ワンオフの4灯化ヘッドライトとオリジナルのチンスポイラー、足もとには「ワタナベ8スポーク」ホイールをセット。
あえて樹脂バンパー&モールのまま、ワイルドな旧車風へと仕上げたのだ。
アゴ(英語でチン)が出たようにみえる”チンスポイラー”は、昭和カスタムの代名詞的存在。
最近の旧車ブームに乗り再注目されており、かなり強調した形状で製作したという。
マフラーは日産 Z432(S30型フェアレディZ)純正を連想させる縦2連テールでワンオフ。
おっさんキラーなアレンジが泣かせます。
もはや定番化の気配すらある”ビス留めフェンダー”は、ワンオフ。懐かしい「ワタナベ8スポーク」は、このフェンダーアーチにあわせてサイズを決めた。
締めは、「ブリッツ」の車高調で過激にローダウン。
マッチョなタイヤでアメリカンなホッドロッドへ!!
角パンパン・タイヤの「グッドリッチ」コンプT/Aを履かせてマッスルなイメージを演出。
チンスポイラーはカーボンで走りのイメージを高め、マフラーはドラッグカーを連想する2本出しとした。
ヘッドライトもフロントグリルもノーマルというライトな仕様。
オリジナルのチンスポには、疾走感を与える特注カーボンだ。
下向きにレイアウトした、ワンオフのセンター2本出しマフラー。
カスタムの手数は少ないが、凝ったディテールでドラッグカーをイメージにした。
ワンオフのオバフェン内へ、クラシカルな「スピードスター MK-1」ホイールをセット。
タイヤは、超ファットな「グッドリッチ」を履かせてアメリカンムードを底上げたのだ。
コンセプトを明確に、異なるイメージの70’sバン風を作り上げた『スリーピース岐阜』。
営業車ベースだから実用性は高くてタフだし、なによりも中古車相場がリーズナブル。
使用するパーツはレトロ感アリアリだが、すべて現在も新品で入手できるものばかり。
聞けば、トータル100万円前後で遊べるというから、ノリを楽しむなら全然オッケーでしょ!!
スリーピース岐阜 TEL0584-47-7337 http://www.three-piece.co.jp/
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