シンプルな構成にこだわりを持たせた
W213 ベンツEクラス用プログラム
最近の「ロリンザー」といえば、曲面や曲線を多用した、先進的なスタイルをイメージする人が多いハズ。
しかし、メルセデス・ベンツW213型Eクラスでは、ミニマルな(シンプルで面積の小さい)エアロパーツを装着したエレガントなスタイルに仕上がっている。
この理由は、自動運転技術を誇るセンサーの存在だ。Eクラスは実に13個ものセンサーを備えており、純正機能を最優先した結果、ハーフタイプをセレクトしたわけだ。
限られたスペースの中でいかに「ロリンザー」らしさを表現するかを追求したということ。構成は、フロント、サイド、リヤディフューザー、デッキスポイラーの4点。いずれのパートもシンプルながらもチューナーならではのエッセンスが注ぎ込まれた。
3ピース構成となるフロントリップスポイラーはベースデザインを引き継ぎながら、スポーティさを強調。シンプルではあるがカーボン素材を採用し、ボトムラインを生かした「ロリンザー」らしい仕上がりとなった。
サイドスカートはフロントドア下から張り出したリップタイプを採用。
リヤの手前でカナード形状にハネ上げるなど、小振りながらも躍動感の高いデザインとなっている。
リヤデッキスポイラーは、ボディデザインに添った絶妙なラインを形成。
カーボン地の合わせ面などは緻密そのもので、フロントと同じくディフューザーは3ピース構成となる。マフラーはオーバル4本出しだ。
新作ホイール『RS11』は21インチ鍛造モデル。
標準カラーはヒマラヤグレーとブラックポリッシュの2色設定となり、オプションでカラーカスタム可能なプランも用意される。
『ロリンザー』のテイストが感じられるフロアマットは、右ハンドル用として本国で製作。
アルミペダルセットやパネルイルミなど、合わせてチョイスしたいアイテムも揃う。
なにかと制約の多い条件下で、シンプルながらも『ロリンザー』らしい仕上がりとなったEクラスのプログラム。今後の新たな方向性がうかがえるモデルといえよう。
- フロントリップスポイラーCarbon ¥329,400
- サイドスカートリップセットCarbon ¥426,600
- リヤディフューザーCarbon ¥637,200
- リヤデッキスポイラーCarbon ¥210,600
- サイドミラートリムCarbon(LHD用) ¥199,800
- リヤマフラー ¥415,800
- ロワリングモジュール ¥388,800
- スプリングキット ¥91,800
- ホイール:RS11(F9×21 37/R10.5×21 44)フロント¥453,600/リヤ¥469,800
- エントランスパネルイルミネーション ¥129,600
- フロアマット ¥59,400
- アルミペダルセット ¥43,200
- サイドデカールセット ¥32,400
ロリンザージャパン TEL06-6832-3666 http://www.lorinser.co.jp/
(レポート:オンリーメルセデス編集部)
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