モータースポーツで培った技術を投入
プロも認める高スペックホイール
さまざまなモータースポーツにホイールを供給している「BBS」。なかでも国内屈指の人気を誇るスーパーGTは、モータースポーツ直系を謳う「BBS」としては重要なカテゴリーだ。
スバルBRZ GT300をはじめ、数多くのチームにホイール供給を行っている。そんなスーパーGT用のホイールと同じデザインを採用するのがBBS『RI-A』だ。
アルミ鍛造1ピースの『RI-A』は、軽量化と剛性のバランスはもちろん、レースで培われたテクノロジーを惜しげもなく投入しており、サーキット走行など極限領域での機能性や信頼性を高めたスペックを採用している。
ホイールカラーはダイヤモンドシルバー/マットグレーに加え、2016年5月にダイヤモンドブラックとゴールドを追加設定。なかでもゴールドは、かつてスバルSTIモデルのホイールに数多く採用されていたカラー。スバル車のために設定されたといっても過言ではないモデルなのである。
サイズは16インチが1種類、18インチが24種類を設定している。また、BBSでは現行ラインアップのホイールを対象に、インセット、PCD、カラー、センターエンブレムをユーザーの要望に合わせて特別製作する「MY BBSサービス」も展開。愛車とのマッチングを完璧に仕立てることも可能だ。
そんなモータースポーツ直系の『RI-A』を、プライベートカーのレヴォーグにそれぞれ装着するスーパーGTに参戦する『SUBARU BRZ GT300』の名コンビ(ドライバ−)、井口卓人選手と山内英輝選手にそのフィーリングを聞いた。
井口 「履いてから一瞬で感じたのは、ステアリングが軽くなったことです。この軽さで身体の負担は確実に減っていますね。移動中の肉体的な負担が減ることがレースでの好結果につながっているかもしれません」
山内 「たしかに僕も、以前より疲れにくくなりました。一般道での運転は体力を消耗したくないので、そこは助かっています。アイサイトもフルに使って疲れ知らずです」
井口 「装着前はステアリングを切ったときのイメージに微妙なズレを感じていました。路面のつなぎ目を乗り越える際の動きがイメージに合っていなかったのですが、いまは思いどおりのライン取りがしやすいですね」
山内 「路面への追従性がよくなりました。道路によって乗り心地に硬さを感じる場面もありますが、情報量が増えているのが好印象です」
この後、両選手が口を揃えたのは「集中力が増した」ということ。
『RI-A』を装着するとステアリングの手応えがよくなり、丁寧な荷重移動でムダな動きが明らかに減ったという。負担が軽減し集中力がアップしたことで、パフォーマンスアップが測れている様子だった。
(レポート:山本シンヤ[商品]、マリオ高野[インタビュー])
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