4.「満タン」する人は6割越え。 金額指定は3,000円以内
ガソリン給油時には、64%が「満タン」を指定。「金額」指定は27%、「リッター」指定は9%となった。
また、 年齢が上がるにつれて 「満タン」指定の割合は高くなり、逆に年齢が低いほど「金額」が高い傾向に。「リッター」での指定は、 年代別でみてもあまり差はないようだ。
また、給油時に「金額」を指定する場合、「2000円~3000円」が約半数。 次いで「3001円~5000円」が26%、「2000円未満」が21%という結果に。
年代別では、 20代は「2000円未満」を指定する割合が高く、「2000円~3000円」を合わせると、約8割が3000円以下を指定していることになる。
すなわち、20代以下の人は、 給油時に満タンを指定する割合が低いことからも、 必要に応じて、手頃な金額でこまめに給油していることが分かった。
5.1回の給油量は車種ジャンルで大きく変化
「リッター」指定は、「21~30リットル」が最多で38%。次いで「10~20リットル」が31%となり、 10リットル以上30リットル以下で約7割を占めた。
車種別で見ると、「10リットル未満」を指定するのは、 軽自動車とコンパクトカー、ミニバンのみ。また、 軽自動車とコンパクトカーは「~30リットル」以下の指定が8割を超えた。 SUVとスポーツカーは、 指定する給油量が他の車種ジャンルよりも多く、「31リットル」以上が約6割だった。
車種により、給油量の指定に違いがみられる結果となったのだ。
ガソリンスタンドの件数は年々減少傾向にあるものの、2000年3月末は500件以下だったセルフ式のスタンドは、2016年9月末には1万件近くにまで増加。こういった背景も影響しているのか、 給油時には「セルフ式」のガソリンスタンドを利用する人が7割を超える結果となった。
一方で、 ガソリンスタンドを選ぶ基準で「形態」と回答した人は15%にとどまっていることから、給油したい時に、 希望する価格のガソリンスタンドがあることが重要なのかもしれない。
ちなみに、 2016年度のロードサービス出動件数の第5位は「燃料切れ」。燃料警告ランプが点灯する前に給油し、 安心で快適なドライブを楽しみましょう。
■調査概要
調査対象:タイムズクラブ会員(2015年12月5日以降に入会し、直近でタイムズ駐車場・タイムズカープラス・タイムズカーレンタルを利用した人)
調査方法:非公開型インターネットアンケート
調査期間:2016年12月5日~2016年12月11日[有効回答者数:8,860名]
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