VIPという言葉が生まれた20世紀後半
常に進化を遂げるドレスアップ
高級車ドレスアップが「VIP」と呼ばれるようになり、注目され始めたのが20世紀後半と言われている。
細かい年代に関しては諸説あるが、少なくとも20年以上の歴史があることは間違いない。
そんなVIPセダンを取り上げ続けてきたのが、ドレスアップ自動車雑誌の「VIP STYLE」だ。2017年4月で創刊から200号目を数える。
同誌編集長にVIPの歴史を語ってもらおうとしたが、「常に進化するVIPはあまりにも多彩すぎてひと言では難しい。そして、今なおVIPは進化を続け、止まることを知らない」とのこと。
ちなみに、同誌の表紙を飾るのはユーザーカーで、そのチャンスは一度しか与えられないという狭き門。
そして、記念すべき200号の表紙は喰田サンのトヨタ・センチュリーだ。
思わず誰もが立ち止まる、これぞVIPと言わんばかりの高級感。間違いなくオーナーたちの心に刻まれ、記憶され続ける一台である。
VIPの歴史を振り返れば、キーマンとなる人間は多々存在する。
その中でも「歴史を創った男」と呼ぶに相応しいのが、写真の武田サンだ。
20年以上前のVIPセダン創世記から、当時の現行モデルだった日産インフィニティQ45前期型をイジり始め、全国各地のイベントで幾度となく総合優勝を獲り、雑誌の表紙も飾る。2015年にはアメリカで毎年開催されているカスタムカーの祭典・セマショーにも出展。
VIPスタイル200号では、そんな彼のインフィニティQ45も見ることができる。
VIP STYLE 6月号
650円
【関連記事】