活用術その2 レーダー探知機
これまでのメーター表示だけでなく、「レーダー探知機」の機能を加えたマルチタイプも存在する。
スマホへの各種データ表示のほか、GPS測位を実現する本体とOBD車速信号との併用により、正確な自車位置を捕捉。3万7000件以上の取締/検問ポイントデータを搭載し、レーダー受信時に警報してくれる。
マルチメーターにレーダー探知機能を備えたブリッツ・スマートブレイン
活用術その3 カーセキュリティ
ほかに、駐車時でも車両各部をモニターする機能を活かしたカーセキュリティも存在。
ドアの開閉、イグニッションのオンといった情報を「OBDII」経由で取得。万が一ドアが開かれた時や車体に衝撃を受けた時には、手持ちのリモコンへ通報してくれる。キーレス連動でON/OFF可能なカーセキュリティ アギュラス・VE-S500R
活用術その4 充電器
「OBDII」には車両停止時でも電流が流れる常時電源がある。
コレを利用したのがUSBポートを備えた充電器。シガーソケットを使わずに、スマホやタブレットなどの充電が常時可能なうえ、ちょっとした買い物中(エンジン停止状態)でも充電が可能となるのだ。
エンジンをかけずにスマホ充電できるカーメイトUSB充電器2ポート
これからも「OBDII」データを使用したさまざまなアイテムや機能が登場してくるだろう。簡単、多機能、そして価格もリーズナブルといいこと尽くめの『OBDII活用術』。ぜひ、活用してみては!?
なお、この「OBDII」差し込み口は、ダッシュボード周りにあるケースがほとんど。なかでもボンネット開閉レバーの裏側にあることが多いですよ。
(レポート:近藤曉史)
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