時間ごとに変化するパーキングの空き状況
GWに「駐車場難民」を続けますか?
ゴールデンウイークは、行楽地やイベント会場には人が集まり、周辺の駐車場はもちろん、道路も混雑。
それでも目的地付近の駐車場にクルマを停めるたいというのは、誰もが考えること。
しかし、朝早く出発したのにお目当ての駐車場に着くとすでに満車。そして空いているパーキングを探し回る「駐車場難民」になってしまった経験はないだろうか?
そんな思いをせずに、スムースに駐車できるのが「ネット予約できる時間貸し駐車場」だ。
最近は、コインパーキング会社のアプリを使えば、目的地周辺の駐車場の空き状況がわかる。
しかし、周辺道路が渋滞して、目的の駐車場に着いたときは満車になっていた。そんな経験をした人も多いはずだ。そして再び駐車場探しをするため渋滞へ突入。これでは何のために来たのかわからない。
ちなみに、2016年の統計では、時間貸し駐車場会社で日本最大の拠点数を誇るのが約1万7000拠点の「タイムズ」で、次いで「三井のリパーク」が約1万1000拠点、「akippa(アキッパ)」は約1万拠点となっているそうだ。
「タイムズ」と「三井のリパーク」の駐車場は、パレット式などの専用の機械を設置しているか、柵で囲ったスペースにゲート式の料金決済機を備えるコイン式パーキング。
これに対して、今回取材をした「akippa」は駐車場の予約から決済までをネットで行うため、駐車場には料金を支払う機会や施設は存在しない。ただし、一部ゲートのある有人式の駐車場やパレット式ロック板のある駐車も存在するようだ。
そもそも「akippa」が提供する駐車場は、契約車がいない月極駐車場、会社や個人宅の駐車場、空き地など。場所によっては、1台しか駐車できない場所もある。
極端な表現をすれば、余っている土地(スペース)を企業や個人から借りて、駐車場として有効活用しようというものなのだ。
ちなみに同様なサービスは、「軒先パーキング」や「タイムズB-Times」でも行っている。