スパルタンなミリタリーからポップに
ツヤ消しカラーの使い方が変化した!
4月29日に東京お台場で開催された「af imp.スーパーカーニバル」。ドレスアップした輸入車の祭典に集まったユーザーカーは約100台。すべて6月10日発売のインポートスタイルアップカーマガジン「af imp.」の誌面で発表されるスタイルアップコンテストの参加車両だ。
それゆえ、どのクルマも個性的なドレスアップが施され、最新トレンドや流行を見ることができる。
そんな100台の中に、これまでの『マットカラー』ラッピングとは趣が異なるクルマが増えている。
以前も何度かブームが訪れたツヤ消し(マット)のボディカラー。いずれもベース車両はスポーツ系だったが、方向性は軍用車をモチーフとしたミリタリー調がほとんど。
そのため色もブラックやグレーといった地味にならざるを得ず、華やかなドレスアップカーとの相性は今ひとつだった。
ところが最近は『ツヤ消し=ミリタリー』の先入観が崩れ始め、明るく目立つカラーでのツヤ消しが主流になってきた。
「af imp.スーパーカーニバル」でも車種を問わずツヤ消しのボディが多数。過去の常識をひっくり返した新しいムーブメントとして、全国に波及していきそうな予感がする。
高級オープンやセダンにSUVとカテゴリーを超えたブームの予兆。ミリタリー調とはかけ離れた、“高級”ツヤ消し路線という新ムーブメントが訪れている。
(レポート&撮影:佐藤圭)
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