ユーザー車検を受ける前の主な準備とは?
ユーザー車検を受けるのに必要な準備は2つ。車検の検査予約と車両の点検整備だ。
<その1>検査を受ける陸運支局に予約を入れる。
ユーザー車検の検査は、全国どこの陸運支局で受けることができる(費用も同じ)。
移動の手間を考え、最寄りの陸運支局がいいだろう(隣の県でも、近隣の陸運支所があればそちらを選ぶといいだろう)。
陸運支局の所在地は、国土交通省のホームページでチェックできる。
陸運支局が決まったら、インターネットで検査の予約を取る。
検査は土曜・日曜を含む15日前から予約が可能だが、検査自体は平日のみとなる。
万が一、検査に落ちても問題点を整備すれば、その日のうちに3回までは再検査を受けられる。時間的に余裕がある午前中の予約がベター(ただし、いつも午前中は混んでいる。また月末も混みあうのでできれば避けたい)。
<その2>クルマの点検整備は確実に
ユーザー車検で陸運支局に持ち込まれた車両のうち、一発で合格にならず、要再検査となる割合は平均で32%!
一部で誤解されているかもしれないが、ユーザー車検でも定期点検整備は必須だ。
ただし、現行の制度では、その定期点検整備を車検をクリアしたあとに行ってもよいことになっている(前検査・後整備)。とはいえ、検査の合格率を高めるには、陸運支局に行く前に一通り点検するのが望ましい。