新側位システムを新たに採用して
都市部の複雑な道でも迷子にならない
「パナソニック」はSSDポータブルナビゲーション(ワンセグTVチューナー付き)『ゴリラ(Gorilla)』の新製品3機種を発表。発売は6月中旬を予定している。
新機能としてGPSとジャイロセンサーの情報を基に、より正確に現在地を測位する「Gロケーション」を搭載。立体交差など複雑化する都市部の道路でも高いナビゲーション精度を実現する。
『ゴリラ』の新3モデルには、全モデルに新開発『Gロケーション』という側位システムを新採用している。
『ゴリラ」の従来モデルでも、一般的なポータブルナビが現在位置側位に使用するGPS衛星のほか、ロシアの『グロナス』や日本の『みちびき」といった衛星も利用して測位精度を高めている。さらに独自開発の『Gジャイロ』も搭載。
新モデルには、これらに集積演算回路(CPU)を新たに採用。『Gジャイロ』からの情報を最適化処理した上で衛星信号とあわせてメインCPUで処理を行う新測位システムが『Gロケーション』を搭載している。
『Gロケーション』の採用により、GPSが届きにくい高架下、高架線と一般道といった上下道の判別が難しいところでも正確な現在位置を側位できるようになったわけだ。
新たに追加された3機種の特徴は以下のようになっている。
『CN-G1100VD』
- 新交通情報サービス「VICS WIDE」に対応。渋滞を回避したルート案内。
- オプションでOBD2からの電源を供給するアダプターやリヤカメラを設定。
- 3年間の道路マップ無料更新が可能。2020年夏までの新規開通道路もカバーする。
- モニターサイズは7V型
- 本体サイズは176.5×113.7×21.5(mm)
- ワンセグ地上デジタル放送チューナー付き
- オープン価格
『CN-G710D』
- モニターサイズは7V型
- 本体サイズは176.5×113.7×21.5(mm)
- ワンセグ地上デジタル放送チューナー付き
- オープン価格
『CN-G510D』
- モニターサイズは5V型
- 本体サイズは129×86×17.8(mm)
- ワンセグ地上デジタル放送チューナー付き
- オープン価格
【関連記事】