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「腰痛の不安」を解消するレカロシート精密取り付けとは

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S660など車内がタイトなクルマでも
ミリ単位のセッティングでレカロを装着

ホンダS660は、そのタイトな車内のためにレカロの純正シートレールで装着できるはコンフォートシートの『LX-F』(下の写真のシート)のみ。レカロのホームページでは、それでもインテリアとシートが干渉する部分があると記されている。
しかし、トライアルではショルダー部の張り出しの大きなバケットシート『TS-G』をS660に装着。
s660 トライアルs660その取り付けを見ると、まさにミリ単位のせめぎ合い。シートバックとドアのクリアランスは約1cmながらも確保。バルクヘッドやロールバーなどもシートを最後端までスライドさせても干渉していない。トライアル

バケットシートなどを装着すると、通常なら純正シートベルトのキャッチがシートの下に潜り込んでしまうのだが、取り付けアーム部を延長して使い勝手も向上。この状態でも、シートスライドは可能なのだ。
トライアル

純正以上のナチュラルな
シートポジションを確保

マツダ・ロードスターは、ステアリングやペダルが自然な姿勢で操作できるように設計されている。それはコンパクトなノーマルシートだから成り立っているわけで、レカロのように人間工学を基にして作られた大柄のシートを装着すると、そのポジション確保しづらいクルマだ。ロードスターその原因の一つが、運転席側にあるフロアの盛り上がり。この下には触媒が入っているのだが、これを避けようとするとシートを若干右側にオフセットして装着することになる。

しかし、それではステアリングはドライバーのやや左になり、ペダルもやや左寄りという位置関係になる。これでは、運転するとき違和感というか、身体をよじるようにするので腰痛の原因にもなりそうだ。

トライアルでは、その盛り上がりに干渉するまでシートを前にスライドさせる人が乗ることは希と割り切って、右側へのオフセットを最小限にして純正と遜色ないベストなステアリングやペダルの位置関係を確保している。
トライアル写真でもわかるように、ステアリングはシートの正面に来て、ペダルの位置も足を自然に伸ばしたところにある。さらにレカロシートのショルダー部の張り出しは、純正シートより広いのだが、それでもドアに干渉することなくセットされている。
ちなみに、純正シートに装着されているスピーカーは、ロールバー部にトライアルオリジナルパーツで移設されている。ロードスター

このようなタイトな取り付けも含め、同社の取り付け例を見れば、諦めていたレカロシートが装着できることがあるかもしれない。トライアルシートを交換するとシートベルト警告灯を筆頭にするインジケータが点灯したり、車種によってはコンピュータのエラーも出ることがあるそうだ。
しかし、エンジンチューニングも得意とするトライアルは、あらゆるクルマのコンピュータの解析にも成功。国産・輸入車を問わず、安心してレカロシートを装着できるようになっている。

5月14日開催の「af impスーパーカーニバル」で
精密セッティングの「レカロ」シートが体験できる

トライアルは、5月14日に大阪・舞洲で開催される「af imp.スーパーカーニバルでレカロシートをミニクーパーを展示。実際に座ってみて、その緻密にチューニングされて装着されたレカロシート、ステアリング、ペダルの位置関係もチェックしてほしい。
ミニ レカロレカロシートのことならトライアル TEL072-369-3539 http://www.trial.co.jp/

(撮影:芝 修)

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