コンパクトながらも存在感を放つ
ハーフタイプ・エアロキット
今年1月の東京オートサロンで初披露された「センスブランド」の新エアロシリーズ。トヨタ210系アスリート前期が纏う『エグゼクティブエディション』がそれである。
同社のエアロと言えばフルバンパーの『センセーションシリーズ』がお馴染みだが、『エグゼクティブエディション』はハーフで展開。そして照準は現行モデル。その洗練されたデザインをここで改めて、見て味わって欲しい。
「センスブランド」の新エアロシリーズ『エグゼクティブエディション』。
そのコンセプトは「純正の良さを生かしつつ、ドレスアップカーらしい存在感を発揮し、違いのあるスタイルを演出する」というもの。それをハーフエアロで実現するとなるとかなり敷居が高いように思えるが、実際はどうだろう。
フロント、サイド、リヤのエアロは、実にコンパクト。しかしながらその中に多彩なラインが投入される。エッジの効いたもの、滑らかな曲線のもの。
それらを出したり引っ込めたり、所によっては三次元的な捻りを加えながら、立体的でメリハリのある表情を作り出している。
これら3点に加えて、「センスブランド」のトレードマークであるツインフォグキットやアンダーアイライナー、主張の強いエアロフェンダーやトランクスポイラーの存在も、コンセプト実現に一役買っている。
特にツインフォグの眼光は表情を大きく変えてくれるし、210系クラウン特有の筋肉質なラインを強調させたエアロフェンダーは、より逞しい雰囲気をもたらしてくれるだろう。
「これらのパーツもポン付けできるのがウリ。例え純正バンパーのままだとしても、それぞれは結構な変わり映えを実現してくれます」。
現行車ゆえイジれない、でも変えたい─。相反する願望を、エグゼクティブエディションは叶えてくれる。
今回の210系クラウン用はそれに加え、フェンダー上部のラインが、純正よりも隆起しているのが特徴だ。
210系クラウンのエアロをリリースするセンスブランド
TEL0467-38-7432 http://www.sensebrand.jp
(レポート:VIPスタイル編集部)
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