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大阪の走り屋文化を発信する『FIVE MART』が手掛ける2台の80’s【クロスファイブ】

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This is the “KANJO” Style!!
“大阪JDM”なワンダーとサイバー

大阪府羽曳野市にある「FIVE MART」といえば、大阪の文化を世界へと発信するプロショップ。なかでも大阪の文化をイメージした、ホンダ車のチューニング&ボディカスタムを得意としている。
先立って行なわれたイベント「クロスファイブ」では、彼らが手掛けたマシン4台を披露。そのうち80’sをベースに、懐かしくも新鮮に映る”大阪の文化『KANJO(環状)シーン』”でアプローチした2台をご紹介しよう。

HONDA CR-X SIR2(1989y)

ボンネットを外した状態で展示されていた、ホンダ CR-X。
この”サイバー(CR-Xの愛称)”で、まさに見どころは鮮やかな赤のエンジンヘッドカバーが目を惹く”B18C”である。言わずと知れたシビック・タイプR純正の名機には、4スロ化、CPUセッティングなどで220psを発生。「Ry wire」のハーネスを使ってムダな純正配線を除去し、美しいワイヤータックで魅了していた。
ちなみにワイヤータックとは、エンジンルームをキレイにみせるカスタムのこと。北米ではエンジンベイとも言われている。

B18Cに換装したエンジンには、戸田レーシングの4連スロットル、カムシャフトなどでチューニング。
ワイヤータックしたエンジンルーム内は、しっかりとスポット増しが施され、そのハイパワーを受け止める。ミッションは、岡山国際サーキット仕様のATSクロスミッションに変更。

エンジンルームのほかにも美しい状態をキープしたインテリアも見どころ。
内装パネルは純正をベースに、ステッチを配したレザーで張り替えて高級感を漂わす。痛んだ純正部品はコツコツと探し出しながら交換したという。「グラウンド・ゼロ」のオーディオシステムや、「キネティック」のバッテリーをスマートにインストール。
カーペットやアンダーコートは除去し、美しく見せながら徹底した軽量化を行なった。

「中学生の時、将来に乗りたいと思ってたのがサイバーのCR-Xだったんです。大人になり、念願だった名車を手にすることができたので、コイツには人一倍の愛着がありますよ。エアロパーツも当時から欲しかった”無限”製。絶版だったので、必死に中古を探しました(笑)」とは、オーナーの納谷忠良サン。
これほどにキレイなCR-Xは希少。しかも無事故車というマニア垂涎のコンディションは、心底から羨ましいと思える1台であった。

HONDA CIVIC Si(1986y)

まさに大阪環状スタイルと言うべきなのか、これぞ”走り屋”のオーラがプンプン。
その印象を強めるのが「大阪JDM」のリヤウイングやチンスポの存在なのだが、足元に履かせたワークのホイールも然りだ。

ホイールは、当時のイメージを底上げする『エクイップ40』を前後8.0Jサイズで投入。古き良きレースホイールの面影を残したモデルは、なんとワーク40周年を記念した新作である。
なお、ナットは大阪JDMの『マスターナッツ』を選択。当然ながら、内装はドンガラ状態に。
ロールバーは、オリジナルペイントを施したEG6(シビック)用を加工装着した。

さきほどのCR-Xより、さらに3年前に遡る昭和61年式のシビック。”ワンダー”の愛称で登場した当時、オーナーの松尾一輝は生まれてさえもいない若干21歳である。
「先輩がバラード(AS型 ホンダCR-X)に乗っていて、めっちゃカッコええって…。ちなみに前の愛車もシビック(EK4)、この大阪ノリなJDMがホンマ好きなんでしょうね!!」

いまや、希少な存在となったサイバーとワンダーの2台。
ホンダの誇る名車を大阪ノリな環状スタイルを発進する「FIVE MART」。これからも目が離せない存在だ。 FIVE MART TEL072-950-5050 http://fivemart.wixsite.com/5050

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