プリウスαの足まわりを移植すれば
ホイールの選択肢と深みが格段アップ!!
トヨタ30系プリウスのカスタマイズで悩みの種といえば、ホイールチョイスの幅の狭さ。
P.C.D.”100″という5穴を採用するため、メジャーな”114.3″を採用する車両に比べて選択の幅が狭い。
この解決方法を示してくれてたのが、福岡県の『タイヤ一番イースト』。ずばり、「プリウスα」の足まわりをハブやローターを含めて移植すること。
兄弟車ゆえにスワップのハードルも決して高くなく、”114.3″化が実現できるという。
P.C.D.変換スペーサーを用いた場合は、スペーサー分の厚みがあるために深いホイールが履けない。
そんな意味でも114.3化は、履くホイールもよりディープな演出ができるワケだ。
【P.C.D.114.3化で必要なもの】フロント
プリウスα純正:ロワアーム、ハブ&ナックルアーム、ブレーキローター、ブレーキキャリパー
ナックルアームにハブが備わるため、ごっそりと丸ごと交換。
ロワアームやボルトなども移植するほか、ABSの配線も極性の違いから変更する必要性がある。
車高調は30プリウス用を使っているため、40プリウスαのナックルアームと車高調のブラケットのサイズが合わない。
そこでワッシャーを使ってサイズを合わせて、がっちりと固定。こうして装着を可能にした。
ブレーキローターもP.C.Dの適合性があるために変更。
ただし、『タイヤ一番イースト』では40プリウスαの純正ローター&キャリパーを使わず、「イデアル製」でバージョンアップすることが多いようだ。