LEDの配置や形状で光り方もさまざま
ウインカー、テールランプで使用する
“T20″で光り方の特徴を検証してみた
連載企画「LEDバルブのすべて」の前回では、『バルブの種類について解説』。バックランプ、ウインカー、ポジションなど色々な種類があることが分かったはず。今回は愛車のバルブタイプが分かったところで、いよいよLEDバルブの選び方について解説したい。
現在、ネットや雑誌を見ればさまざまなタイプのLEDバルブが存在。LEDチップの種類だけでなく、その配置や数、バルブ形状などは多種多様であり、当然ながら光り方や明るさが変わってくる。
そこで、国産車のウインカー、テールランプ、ブレーキで多く使われるLEDバルブ「T20(アンバー)」で検証。各種LEDバルブをラインアップするピカキュウ協力のもと、LEDバルブのタイプで変わる点灯パターンとメリット&デメリットを教えてもらった。
砲弾型
10年以上前から存在するLEDバルブの初期型モデル。
明るさは劣るが、素子の上をレンズでカバーしているため、素子の保護効果があって価格もリーズナブル。
[メリット] 価格が安く、防水性に優れる
[デメリット] 暗い
T20s 砲弾型LED21連ウェッジシングル(ホワイト)
T20s 砲弾型LED21連ウェッジシングル(アンバー)
フラックスタイプ
砲弾型よりも出力の高いLEDを採用し、根強い人気を誇る。
LED素子上にレンズカバーを備えるため、差すような光の強さはないが柔らかい光を放ってくれる。ライト内のスミズミまで光が届く性質を持つため、リフレクター(内側から外側に向けて照射)タイプにオススメ。