タイムアップを狙って縁石カット!
熱い走りを披露するマシンの仕様は?
ルナ姫@S15さん/日産シルビア スペックR
基本的にクルマはDIYでいじるが、このエンジンはショップに依頼。排気量ノーマルでガスケット交換と東名パワードのプロカムを組む。サージタンクとタービンはトラスト製でエキマニとインタークーラーがHPI製。スロットルはナプレック製を使っている。
ボディーもワイド化していて、サスキットはサーキットのタイムアタック派に人気の玄人的ブランド「スピリット」を選択。
イラストは同人作家の作品.ネットのイラストサイトで見て気に入ったので作家さんにメールを送り、許諾を受けてから使用している。
ya-1さん/日産パルサーGTI-R
メンテや修理を繰り返して11年目になる日産パルサーGTI-R。このサイズで4WDターボというところが気に入っていて、サーキットイベントのほかにジムカーナのシリーズ戦にも参加しているという。
去年、ミッションブローをしたがパルサーGTI-Rオーナー仲間つながりで中古ミッションを入手して直している。GTI-RのSR20DET型エンジンは純正4連スロットル、バルブの駆動方式をラッシュアジャスターからソリッドに変更、タービン風量アップなど純正チューニングがされている。そこに東名パワードのプロカム260度を組んで中~高回転のパンチをアップ。サスキットはオーリンズ、デフは前後ともニスモ製を使用する。
サエゾ~さん/日産スカイラインGTS25t
痛車歴は6年くらいということだが走り始めたのはもっと前。つまりクルマ趣味の途中から痛車になったと言うパターン。
このECR33型スカイラインは、痛車にしてから乗り始めたクルマで用途は主にドリフト。エンジン本体はノーマルだが、タービンはトラストがRB25DET用として50セットだけ限定発売したT518Zを使ったキットを搭載している。ただ、エンジンを壊さないようにブーストは抑えてパワーを控えめにセットしているという。セッティングはトラストのeマネージ アルティメイトを使う。
サスキットはフロントがGマスター、リアがCST製。走りに関しても真剣でドリフトコンテストで評価される走りができるよう、ドリフトの仕掛け方やライン取りなど試行錯誤しながら走っていた。
KDFさん/日産ステージア
痛車歴は12年。このクルマはドレコンやオーディオ系の展示イベントにも参加するというマルチな使い方をしている。
痛車では車体カスタムの方向性でまとまるのではなく、キャラクターステッカーを貼ることが痛車の証。それだけにカスタムに対して視野が広いのも痛車乗りの特徴なので、ジャンルまたぎの行動をする人は多い。貼っているのはPCゲームのキャラ。カスタムには柔軟に対応しているが、キャラは最初のクルマから特定のゲームメーカーしか貼っていないという頑固さも持っている。
ケイさん/スバル プレオFスペシャル
オタク要素はもともと持っていたが、クルマ本体やクルマの運転が好きと言うタイプ。年齢は25歳とのことだがMTが乗りたくてこのグレードを選んでいる。
ステッカーはショップで出力して、貼りは仲間同士でDIY。クルマいじりに関してもDIYが基本。最初はなにもわからなかったが、仲間に教えてもらいながら覚えていったという。
サーキット走行会は茂原de痛車!のほかに本庄サーキットの痛車走行会にも出ている。峠も出掛けるが攻めたりせず飛ばすのはサーキットのみ。現代はサーキットが身近になっているので練習もサーキットで行うという正統派だ。
(レポート&撮影:深田昌之)
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