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YOKOHAMAホイール製作に込められた哲学と流儀とは【萩原C.M.Pインタビュー】

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カッコよくするにはショップの協力も必要不可欠
トレンドに流されずに一つの商品に魂を込める

ただ、そのためにはカスタマイズすることの楽しさ、カッコよさを理解したショップがオーナーをその世界へと導いてくれることも大事。そうした相乗効果で、愛車にさらなる愛情が注ぎ込まれていくはずだ。

「わたしが手掛けるホイールは、こうしたカスタマイズの世界にわたし自身が常に身を置くことで見えてくるアイデアや欲するものがその根底にあります。クルマと真摯に向き合うことで自分の気持ちがインスパイアされて、そこから新作ホイールのアイデアが生まれてくる今の物作りのスタイルをずっと貫いていきたいですね」YOKOHAMA

昔からヨーロッパの職人たちは、自分が拘りを持って製作した商品が、次の製品が作れるくらいのサイクルで回り続ける(その商品のファンのお客さまに売れ続ける)ことを理想としているが、萩原氏が作るホイールはそうした職人の作る作品と同じ臭いがする。
トレンドに流されることがなく、ひとつひとつ精魂を込めて作りたいホイールをデザイン。そして、生み出したホイールが自分の考えるベストな状況で装着されることをマーケットに発信し続ける姿勢。萩原氏が描くホイールにはカッコよさを追求し続ける、作り手のそうした思いもにじみ出ている。

極端に言えば欲しい人が買ってくれればいい
作り手と使い手の気持ちが同じであることが大切

「極端に言えば”理解してくれる人だけが買ってくれればいい”。趣味性の高いものはそうあるべきであるし、最終的には作り手と使い手の気持ちが同じ方向を向いていることが大事だと思います。そして、そこにわれわれの存在意義があると考えています」YOKOHAMAYOKOHAMA WHEELがリリースする商品は他のホイールメーカーと同じ工業製品である。
ただし、その製作過程で萩原という”職人”が経験と知識を武器に、カッコよさを極めるため、ホイールの隅々まで数値やディテールを追い求めている。
こうした細部にまで注がれる美への拘りが、他と一線を画する存在感を生み出しているのだろう。YOKOHAMA WHEELが国内トップレベルの各ブランドと肩を並べるアルミホイールとして、多くのカーフリークから認知される理由はここにある。

YOKOHAMA WHEEL http://www.yokohamawheel.jp

ホイールからタイヤまでクルマの安全を守る「横浜ゴム」http://www.y-yokohama.com/

(レポート:GT-R Magazine編集部)

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