新品時の風合いと手触りを甦らせる
ステアリングメーカーの「レアル」が『ステアリングメンテナンスキット』を発売。
これは、レアルのオリジナルステアリング用(すべて本革巻き仕様)メンテナンスキットとして開発されたのだが、純正の本革ステアリングにも使えるという。
長く使用して表面のテカリやベタベタになってしまったステアリングでも、新車時の風合いを取り戻せるオススメの逸品だ。
トヨタ86やスバルBRZオーナーの不満点として聞こえてくるのが、長く使っていると純正ステアリング(本革巻き)がテカテカしてくること。
後期型になって、レザーの材質が変わり前期ほどのテカテカ感はなくなったように思うが、前期型のステアリングはテカテカだけでなくベタベタ感も出てくる。XaCAR 86&BRZ magazine編集部のトヨタ86は、走行距離が12万kmオーバーとなっており、新品のときのような上質な風合いは無くなってしまった。
レザー素材だから仕方が無いが、手に触れる部分だけにベタベタは不快だし、見た目もなんとかしたい。
そんな悩みを解決してくれるのが、「レアル」の『ステアリングメンテナンスキット』だ。
恐ろしいほど落ちる汚れが
付着していたことを確認!
クリーナーの施術方法は、写真のようにまずは革以外の部分との境にマスキングを行う。レザー専用クリーナーを付属のスポンジに吹き付ける。
ステアリングに液剤を付けたスポンジを、ポンポンと叩くように付着させていくと、汚れが写真のようにアワと一緒に浮き出てくる。
最後にウエスで拭き取ればクリーニング終了。5年の汚れは想像以上のものだった
写真を見ると一目瞭然だが、施術前(左半分)と施工後(右半分)ではテカリ方が全然違う。
施工後はしっとりとしたレザーの雰囲気が蘇り、ツルツルテカテカが無くなった。
全体的にキレイになったという印象。ベタベタ感も消え失せた。
専用コーティング剤を塗り
仕上がり感をキープさせる
クリーニング後に、コーティング剤を付ければこのキレイな状態を持続できる。
コーティング剤の施工方法は、ふたつの液剤を容器のなかで混ぜ合わせて良く振る。混ざった液剤を付属のコーティング塗布用クロスに付けて、なでるようにステアリングに塗布していく。
定期的にクリーニングをすれば、上質な雰囲気を維持できるかもしれない。
ただし2液を混ぜたコーティング剤は、時間が経過すると固まってしまうので使い切り。
メンテナンスキット1セットでステアリング約3〜5本くらいの施工が可能なので、仲間を集めるのもいいかもしれない。
仮にクリーナーだけ残ってしまっても大丈夫。コーティング剤だけのキットも販売されているので、数年後に再び施工するときに使えばいい。
また、コーティングを塗布した手触りが気に入らないときは、クリーナーで落とすこともできる。もちろん、クリーナーキットも用意されている。
- REALオリジナル・ステアリングメンテナンスキット ¥5,300
【硬化剤/コーティング剤/レザー専用クリーナー/コーティング塗布クロス(袋状)/クリーナー専用スポンジ/ウエス×2】- REALオリジナルステアリングコーティングキット ¥3,800
【硬化剤/コーティング剤/コーティング塗布用クロス(袋状)/ウエス】- REALオリジナルステアリングクリーニングキット ¥1,800
【レザー専用クリーナー/クリーナー専用スポンジ/ウエス】
レアル TEL052-625-9994 http://real-s.biz/