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懐かしく新しい! 「ダサかっこいい」復刻ホイールのススメ

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【エンケイ92】

’80年代に一斉を風靡した「ENKEI メッシュ4」のデザインを、最新鋭の”MATプロセス製法”によって復刻。
最大の特徴とも言えるファインメッシュだけでなく、センターキャップにも当時のブランドロゴを再現させた。
それが『エンケイ92』なのである。

見るからにクラシカルなデザイン。
しかし、この普遍的なオーラは旧車だけではもったいない。SUVやセダンといった現代のカスタム車両との相性もバツグンなのだが、現在は15インチのみしか設定されていない(復刻時は20インチも設定)。
ぜひとも、大口径サイズの再設定に期待したい。エンケイ92 ENKEI92

カラーバリエーションは、ゴールド、シルバー、ブラックを設定。
個人的には、この古臭さをあえて主張すべくシルバーをオススメしたい。エンケイ92 ENKEI92

【H Forty】

かつて彗星のごとくシーンに登場し、アメリカンブームに火を点けた伝説的な名作「ヘッド40」。
40本のワイヤーを連ねたような革新的意匠は当時でも斬新で、トレンドに敏感なユーザーから支持を受けた。そんな「ヘッド40」が発売から22年。2017年、現代的に生まれ変わったのが『HForty(エッチフォーティ』である。
まずは、原型となった「ヘッド40」がコチラ。ヘッド40

当時はマルチピース構造だったものをモノブロック(1ピース構造)へ。円柱形状だったセンターキャップは、品のあるカバータイプへと変更された。
象徴的なフィンは継承されたが、先端はフレアさせ、リムへななめ方向で接続させることで回転感を持たせるなど、現代的にリファインされている。h40 ホイール

スポーク本数も当時と変わらない40本。
アメリカン全盛な当時、色味はお約束のクロームだったが、車種やスタイルを問わないブラックポリッシュが採用された。上品で、フィン形状も映える色目である。

16〜20インチと幅広く、比較的イージーに履きこなせるサイズが用意されているのも魅力。
アメリカンの象徴だったが、ネオクラシック感や独創感が強められただけに、足元のみの一点でも勝負できそう。このクラシカルかつ斬新な『HForty』、現代の車種でこそ映える。

【シェブロンレーシング M1N】

20年前に生産終了となった秀作「シェブロンレーシング・メッシュ」。この往年の作品も今秋に復活を遂げる。
じつは、今年の東京オートサロンで復刻モデル(下のVWゴルフ装着)を100本限定でリリースしていたが、思いもよらぬ反響だっため量産型としてリボーンされるのだ。いわば、復刻モデルのリニューアルバージョン。
この新生シェブロンレーシングを手がけるのは、3ピース専門のホイールメーカー「スーパースター」である。シェブロンレーシング M1N

2017年9月、量産モデルとして復刻するのが『シェブロンレーシング M1N』。
「シェブロンレーシングメッシュ」のセンターカバーデザインから、装いも新たにディスクから突出しないオープンナットデザインを採用。アウターリムにピアスボルトが隣接したアンダーヘッド工法(16インチ)となり、25年前の雰囲気はそのまま継承される予定。シェブロンレーシング M1N

当然ながら構造は3ピース。リバースリムの15インチと、ノーマルリムの16インチを設定予定とのこと。
今後、「シェブロンレーシング」は小径サイズを中心にシリーズ化するという話も聞いている。まだまだクラシカルな復刻系ブームは続きそうな予感だ。シェブロンレーシング M1N

デザインだけでなく、カラーやフィニッシュなど、大きく進化を遂げたアフター系ホイール。
最新には最先端なりのオーラを放つが、復刻モデルは長年が過ぎても色褪せない魅力が宿っているのだと思う。そして、普遍的なデザインだからこそ飽きる心配もなく、時代に左右されないこともないのだ。
ありきたりな新しさでは満足できない。そんなツウな人に、復刻モデルを選んで欲しい。

まったく関係ないハナシだが、自動車にも「古き良き」デザインをした新型車があっていいと思う。古い車に課税するのも納得できないハナシだが、せめて当時の意匠を復刻させた”名車”を発売してほしいものだ。

(ちんサブ)

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