クルマの前端に装着したカメラで
周囲の様子をモニターに表示する
見通しの悪い交差点などで、いち早く周囲の状況をモニターに映し出すことができるのが「データシステム」R SPEC『マルチVIEWカメラMVC811』だ。
フロントでもリヤでも使用できる車載カメラで、4つのアングルと2つの合成画面からなる6種類の表示パターンで安全運転をサポートする。
クルマ同士の事故のパターンで、追突に次いで多い〝出会い頭衝突〞(警察庁・交通事故統計より)。一時停止を怠ったり、優先道路を勘違いしたりと理由はさまざまだが、「建物などで見通しの悪い交差点で、相手車両を見落としてしまった」というケースも多い。
バックカメラとしても使える。カメラケーブルを車内に引き込みやすい極細コネクター、電源ユニットレスのコンパクト設計など、取り付けのしやすさもポイントだ。
水平画角最大180度、垂直画角最大120度と幅広い領域を映し出し、さらに4つのアングルとふたつの合成画面からなる6つの表示パターンで、安全運転をサポートする。
実際に使ってみると、脇道から大きな通りに出る際に、ワイドな画角で死角をカバー。
運転席から身を乗り出すことなく、左右から近づくクルマや歩行者、自転車を認識することができた。
ちなみに、上記のモニター映像は下の写真の停車位置での見え方だ。
カメラアングルは2タイプを設定。ノーマルビューに比べ真上から見下ろしたようなトップビューは、駐車時、車輪止めにエアロやマフラーが当たるのが心配……というときに便利だ。
見通しの悪い交差点への進入や、狭いスペースへの車庫入れなど、さまざまなケースでドライバーをアシストするマルチVIEWカメラ。ピン端子出力によって幅広いナビ/モニターに対応するのも嬉しいポイント。
カメラは、角度/高さ/奥行きを自在に調整できるマルチステーで装着できる。
また、ナンバープレート下にスッキリと装着できる別売りの『ナンバーステー』は3000円(税別)。ステーは、ナンバーのネジで共締めして固定する。
データシステム TEL086-445-1617 https://www.datasystem.co.jp