レスポンスとパワーを同時に操れる
「ブリッツ」の最新電子パーツとは!?
アクセル操作に対するエンジンレスポンスを向上させるパーツといえば、スロットルコントローラー(以下:スロコン)。その機能に加え、エンジン出力も向上できるという画期的な電子パーツがあるという。
早速、発売元である「ブリッツ」本社を訪問。スロコン機能にくわえてパワーアップも果たす、その名も『パワスロ』の実力を検証してみた。
まず、なぜパワーが向上できるかといえば、エンジン側に装着するパワーユニットがNA車は燃料噴射量を、ターボ車の場合はブースト圧を最適化し、本来のパワーを発揮させるという仕組み。
スロコンはすでにおなじみのパーツだけど、パワー向上ユニットまでを搭載したのはブリッツ独自のものだという。
スロコンとパワーユニットとの相乗効果で、通常の走行時から体感可能だという。信号発進や合流加速時の運転が楽になる。
スロコンの設定(エンジンスロットル開度の制御)は全25モードから選択可能。
純正よりマイルドにもスポーティにも味付け可能で、液晶画面にはアクセル開度の表示機能が備わる。
各車種用のハーネスがセットされるため、電源の配線を除いてすべてカプラーONで車両側に接続できる。いざとなれば、DIYで取り付けることも可能だ。
トヨタC-HRで『パワスロ』の実力をチェック!
検証はブリッツ本社に設置されている最新のシャシダイナモを使用。
車両はトヨタC-HRのターボモデルで、純正とパワスロ装着後の違いを測定してみた。
まずは、純正状態のパワーチェックからスタート。
今回計測するのは純正、パワスロ装着、パワスロ+エアクリーナー+マフラーの3パターンをチェック。なお、ターボ車の場合、パワーユニットは圧力センサーの純正配線に割り込ませる仕組み。当日の外気温は36℃と悪条件だったのか、ノーマルは最大トルク152.6Nm/最大出力95.5psにとどまった。
吸排気系パーツの併用でさらに効果は高まる!
【パワスロのみ】
最大トルク(Nm):169.6→純正比17.0Nm アップ
最大出力(ps):100.6→純正比5.1ps アップ
【パワスロ+エアクリーナー+マフラー】
最大トルク(Nm):170.8→純正比18.2Nm アップ
最大出力(ps):113.2→純正比17.7ps アップ
このように、『パワスロ』のみではパワー5.1ps/トルク17.0Nmの向上。さらにエアクリーナーとマフラーまで交換した状態では、パワー17.7ps/トルク18.2Nmも向上できた。
上のパワーチェックグラフを見てもわかるように、低回転から全域で純正を上まわっていることもポイントだ。
次世代の電子パーツ『パワスロ』は、レクサスと国産車用に多数設定中。
その詳細や適合車種については、パワスロ掲載サイトでチェックしてほしい。
パワスロ(車種専用ハーネス付属) ¥54,000〜¥64,800
ブリッツ TEL0422-60-2277
https://www.blitz.co.jp/