【レクサスLS 後期型】
一方、後期型は登場から5年を迎えるが、高値維持。比較的安いタマでも、400万円を切るのは稀である。
「乗り出しの目安は550万円くらい。正直、中古車としての旬はまだ先ですね。タマ数もLSの中古車全体に対して1割ほどしかありません」。
今後のフルモデルチェンジに伴い、流通量はもう少し増えるだろうが、中期の相場を見るに、いきなり大幅に寝落ちすることはないと思われる。
「それだけにステータス性は抜群。後期は見た目も中身も大きく進化しているので、満足度は随一だと思います」。
走行距離は5万㎞以内が多く、低走行を重要視する人にはオススメ。しかし、本来LSは10万㎞オーバーでも大きなトラブルは少ないクルマ。前期や中期もそれは同じだ。
「にも関わらず、中古車価格は距離で決まる割合も大きい。だから多少走行距離が長いクルマの方が、基本はお買い得なんです。不安な点は販売店の保証でカバーするといいですよ」。
結論!!
前期型→なるべく予算を抑え、色々と見比べて選びたい人
中期型→新しい装備にこわだり、予算にも余裕のある人
後期型→後期というステータス、高くても長く乗りたい人
なお、狙い目のグレードについても教えてもらった。以下の通りだ。
前期型は460バージョンU-I、中期型は460Lおよび600hL、後期型は460Fスポーツとのこと。
(取材協力:CSオートディーラー・レクサスLS専門店)