定期的に行いたい内部洗浄は
過走行なクルマほど効果的
過走行車の場合、気になるのがエンジン内部の状態。今回は、吸気系浄化システム『RECS(レックス)』で、エンジンの吸気側の洗浄を行うことにした。
添加方法は、専用の投入容器を使ってインテークマニホールドのバキュームホース接続部から行い、少しずつ時間をかけて注入していくというものだ。施工終了後にアイドリングすると、びっくりするぐらいの白煙がマフラーから排出。これは、汚れと余分な添加剤が燃焼され白煙になったものである。
施工前後の比較は、下の比較写真を見てもわかるように、焼室壁面に付着したカーボンの汚れがキレイになっているのが見てとれる。バルブ上部の汚れも少しずつ走行中に落ちていくようだ。
オイル交換2〜3回に1回の施工で効果を維持できる
試乗してみると、明らかにエンジンの吹け上がりが良くなった。また、燃費も良くなり、エンジン音が静かになったように思う。
レックスは定期的に行なうと効果を維持できるようなので、オイル交換2〜3回に1回の施工がオススメだ。
医療用カメラを使って、インジェクター上部の汚れを見てみると、施工前は壁面にベッタリとこびりついていたカーボンが、施工後はキレイになっているのがわかる。
まだ吸気バルブにカーボンが残っているのが確認できるが、これも走行中徐々にキレイになっていくという。
白い煙がマフラーから出たらキレイになっている証
『RECS』は写真のように点滴の道具のようなものを使って、インテークマニホールドのバキュームホース接続部より、少しずつ時間をかけて施工していく。
有効成分が速やかにデポジットに浸透して、クリーンアップ効果を発揮する。
インテークマニホールドのバキュームホース接続部よりRECSは注入。
洗浄範囲はイラストの緑色部分で、インジェクターより上流の吸気ポート・吸気バルブの広範囲に渡り、燃焼室に累積したワニスガム質のカーボンを洗浄する。
『RECS』施工後にエンジンをかけてアクセルを吹かすと、写真のような真っ白い煙がマフラーから出てくる。これは、汚れと余分な添加剤が燃焼され、キレイになっている証でもある。
WAKO’S RECS オープンプライス
和光ケミカル
http://www.wako-chemical.co.jp/