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【新型ジムニー・カスタム予測】クロカン風とアーバンスタイル、流行するのはどっち!?

新型ジムニーのカスタマイズ予想
仕様の異なる2台をイラストしてみた

「第45回東京モーターショー(10月27日〜)」にて、ズスキの新型ジムニーが発表されるようだ。無骨なイメージに戻るとか、ツートンカラーが選べるとか、さまざまな情報が飛び交うなかでカスタマイズの方向性について推測。「どんな感じでイジっちゃう?」をテーマに、軽自動車専門エアロパーツメーカーであり、リフトアップにも積極的な『KLC』の川原代表に新型ジムニへの期待とドレスアップの展望を聞いてみた。

ジムニーと言えばオフロード系のイメージですが、悪路を走るためだけのクルマだとは思っていない。昔のジムニーはジープのような感じでしたが、現行モデルの”JB23″はクロカン的なイジり方じゃなくてもいいと思っているんです。
次期ジムニーの予想図を見て感じたことは、本当にカッコいいと思う。ただし、今までのジムニーファンが見て、どう思うのかが気になるところ。今までのジムニーとは方向性を変えてオシャレになった感じがしたんですよね。

イタリアで販売されたジムニーシエラの限定車と初代ジムニー

ベンツのゲレンデっぽい外装だと思いましたが、実際にゲレンデをクロカン仕様にする人って少ない。だからクロカンを求める人は、「ちょっと違うかな」と感じるかも。そういう人はJB23を買うと思う。ただスクエアなスタイリングを見て「昔のジムニーっぽいな」と捉える人もいるはず。そうなるとクロカン系に振る人もいるでしょうから、まだ未知数なところもあります。

 

もはや定番!? チョイ上げのお手軽クロカン【カスタム予想図1】

さて、このクロカン仕様は「あり」か「なし」かでいえば大いにあり。
角張ったジムニーらしい丸型ヘッドライトなど、タフな見せ方は似合うはず。定番はリフトアップでしょうね。ルーフにキャリアを付けて四駆らしさを強調させ、オーバーフェンダーはトレンドのビス留め仕様でホイールもそれっぽく。小ぶりなバンパーは、アンダーガード風のデザインが予想されるので、このままでも十分アリです。
キモとなる車高は、リフトアップサスペンション『轟』を装着したと想定してチョイ上げしてみました。

本格派は、ショックやブレーキホースを丸ごと交換するのが主流ですが、バネ交換だけで行なうリフトアップが浸透すると予想。
1.5インチ車高が上がるだけでも、見た目の印象がかなり変わりますね。コスパが高いので、まずは手軽に車高を上げてみたいというユーザーには最適だと思いますよ。

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新型ジムニーのインチアップは
ホイールとタイヤ次第か

さて、次期ジムニーはゲレンデのような風合いとなる予感なので、ラグジュアリー系も面白そう。今回の予想図でデイライトを採用したのも、インスピレーションを受けたということ。バンパーは純正でもカッコいいですが、スポイラーを付けるのもアリでしょうね。
足まわりは軽くローダウンさせて、ホイールは、最低でも19インチ。そこへ、薄めの偏平タイヤを履かせたいけど、問題はこの仕様にマッチするタイヤ・ホイールがないっていうこと。恐らく、ホイールは純正サイズが主流で、大径サイズは皆無でしょうね。しかも、ジムニーで履ける低偏平タイヤも市場にはない。
すなわち、「ホイール&タイヤメーカーがカギを握る」ことになるでしょう。「インチアップ」という側面に目を向けてくれないと、こういうスタイルは作れないですからね。

写真は現行型ジムニー(JB23)

 

Gクラスを意識した街乗りローダウン仕様【カスタム予想図2】

ヘッドライト下にデイライトを内蔵。フロントグリルは穴の数を増やし、ジムニーらしさを残しつつ迫力をプラス。タイヤ&ホイールは20インチで、少しローダウンしてアーバンに薫らせてみました。
今回はいろいろ妄想してみましたが、もちろん「KLC」は次期ジムニーに注目してます。JB23用パーツも開発予定なので、コチラもご期待下さい。

 

取材協力:KLC TEL0439-88-0450
http://www.klc-div.com

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