アメリカンな外装と純和風な内装の
ミスマッチが面白いUSミニバン
さわやかな秋晴れの中、アメリカンなクルマが集結したカーイベント「スーパーアメリカンフェスティバル」(10月1日、静岡県・富士スピードウェイ)。
当日行われた様々なイベントの中で、注目を集めていたのが、マッスルカーに巨大SUV、ビンテージカーにピックアップトラックなど、当日はいろんなタイプのクルマがずらりと勢揃いした。
省エネがいっさい感じられない、今とは逆行するクルマだが古き良きアメリカがこのクルマから感じ取ることができる。
こちらは現代を感じさせるピックアップトラック。アメリカはなぜだがこのピックアップがよく似合う。
それらの中で、一際異色を放っていたのがこのシボレー・アストロだ。
全長約4.8mのエクステリアには、ゴールドに塗られたフロントグリルやカバー付きヘッドライトなどを装備。外観だけみれば、このイベントにとてもマッチした1台だと言えるだろう。
木板を貼り合わせた壁に、ウインドウには障子なども装備するなど、脱定番な組み合わせは脱帽ものだ。
運転席との仕切り窓は、凝ったデザインの木製引き戸に。番傘や扇子など、小道具も満載。
車内というよりも、まるで時代劇のセットのような感覚だった。
アメリカ人にも大受けしそうな斬新カスタムだった。
(レポート&撮影:平塚直樹)