SUVカスタムシーンでも強い存在感を放つ
数々の作品を提供するハーマン
人気のカテゴリーもハーマン流で切り込むのが、ハーマンだからの所以。彼らが注力しているのはBMWだけではない。
現在、世界的に盛り上がっているジャンルはやはりSUVカテゴリーだが、ハーマンは初代X5(E53)からアイテムを用意するなど、その歴史は長い。もちろん今でもハーマン流のモディファイが行われた魅力的なチューンドモデルを数多く発表している。
得意のBMWのSUV(SAC)では、X4M40iが最新作。ワイドフェンダーや小振りだが印象的な形状をもつエアロパーツなど、いかにも彼ららしいアクティブな造形が与えられていた。
エキゾーストやホイール、リアウイングの翼端をマットブラックでコーディネイトしているところにも、卓越したセンスを感じる。
BMW X4M40i Tuned by HAMANN Motorsport
プラグインのチューニングモジュールにより45hp/105Nmアップの405hp/540Nmを発揮。
スポーツカー顔負けの走りを実現するなど、SUVでもBMWチューナーらしいプログラムを展開している。
ボリュームを控えめに造形されたホイールハウストリム。動的な印象を引き出すデザインだ。
リアアンダーはMのエアロをベースにセンターディフューザーとマフラーカバーを追加するスタイル。
デモカーではグロスブラックに塗られている部分がそれだ。
ホイールはカスタムペイントを施した『アニヴァーサリーEVO』。ボディカラーを取り入れてセンスよくコーディネイトした。
ペダルセットは定番のスタイル。フットレストはイルミでロゴが浮き上がる仕様に。
ボトムラインを繋ぐフロントリップ。軽めのカナード形状で小振りだがハーマンらしい造形。
大きく湾曲したリアスポイラーは、翼端板のみグロスブラックに仕上げ、ボディを引き締める演出を担う。
マットブラック仕立てのエキゾースト。トップには優越の”ハーマン”ロゴが入る。
人気のカテゴリーもハーマン流で切り込む
イヴォーク・カブリオレは、イヴォークやイヴォーク・クーペと同様にオーバーフェンダーを核としたプログラムが施されているが、ルーフがない分、そのワイドさが一層際立つという仕掛け。
コンケーブデザインのホイールが流行し出す前から存在するホイール『アニヴァーサリーEVO』だが、22インチというサイズゆえに迫力満点。ボリューム感のあるフェンダーとのコンビネーションが、しっかりと大地を踏みしめる力強い足元を作り上げた。
ひと目でハーマンとわかる個性的なボディワークと、美しさ際立つオリジナルホイール、さらにハードなチューニングまで、総合チューナーとしての勢いは増すばかりだ。
EVOQUE Cabriolet Tuned by HAMANN Motorsport
現在プラグインモジュールが用意されているのは2リッターディーゼルエンジン(210hp/480Nm)のみだが、追ってガソリンエンジン用もリリースされるはずだ。
マッシブなオーバーフェンダーはこのボディキットのハイライト。
太いラインはサイドシルだけではなくボトムをぐるりと一周する。
フェンダーの力感に負けないフロントセクション。SUVらしさを残しつつ、スポーティにデザインされている。エアインレットにはLEDのデイライトも追加されている。
足元に合わせられているのは『アニヴァーサリーEVO』の22インチ。オーバーフェンダーとの相性もバツグンだ。
マフラーはセンター出しでリアアンダーにビルトインされている。特徴ある仕上げだ。
20年以上ハーマンに務めるセールスマネージャーのシュヴァルツ氏。
生前のリチャードを知るスタッフとして、ブランドを牽引している第一人者である。
HAMANN Motorsport
ハーマンモータースポーツジャパン TEL06-6835-2555
http://www.hamann.co.jp
(編集:オートファッションimp)