クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • ドレスアップに「アゲ系」流行の兆し【スーパーカーニバル2017】
CUSTOM
share:

ドレスアップに「アゲ系」流行の兆し【スーパーカーニバル2017】

投稿日:

TEXT:

車高の高くオフロードもいける!
リフトアップ系が注目されている

大阪市舞洲スポーツアイランドで10月8日に開催されているカスタムカーの祭典「スーパーカーニバル」。
カードレスアップといえば、どこまでカッコ良く車高を下げるかがテーマだったが、最近は「アゲ系」と言われるリフトアップ&オフロード系が流行始めている。
まだまだ「アゲ系」は少数派だが、300台ものエントリーカーの中では逆に異彩を放って目立っていた。

このドレスアップカーのベースは、スズキ・エブリィワゴン。ノーマルサスながらも4インチリフトアップキットを装着して、アゲ系ドレスアップを実現している。
サスペンションはノーマルだが、メンバーやダンパーに「ゲタ」と呼ばれるブラケットを挟んで車高をアップしている。大径タイヤを納めるためにフロントタイヤは若干だが前に出し、結果ホイールベースはノーマルより長くなっている。
イエローのボディカラーにメッキ加工されたバンパー、ホイールキャップが何ともアメリカンな雰囲気を醸し出している。
オーナーもそのあたりの心得があるようで、クライスラーのブランド「プリムス(現在は存在しない)」のエンブレムやアメリカ漫画の代表とも言えるロードランナー(上の写真)のステッカーを随所に配している。1970年代のテイストが組み入れられて軽自動車でもアメリカンな雰囲気をいい感じに出している。

低車高が一般的なベース車でアゲ系

ハマー風のスパルタンなフェイスをするのは、じつはスズキ・ラパン。

ダイハツ・ネイキッドをこのようなアゲ系にしたクルマは見たことがあるが、低車高ドレスアップが一般的なラパンというのが面白い。
しかも、フロントバンパーにはウインチらしきフックが両サイドに付いている。リヤに回るとバンパーが未塗装ということもあり、ワイルド感がアップ。カチ上げのマフラーが装着され、デパーチャーアングルは十分。本当にオフロードをガンガン行けそうな雰囲気だ。タイヤも大径なオフロードタイプのダンロップSPスポーツ83Rを装着している。

ルーフキャリアにはLEDランプを装着。アウトドアシーンはもちろん、夜間のオフロードで活躍しそうだ。

ミリタリーな雰囲気が伝わってくる

三菱デリカ・スターワゴンということだけでも十分に渋い。三菱がオフロード戦略を始めた頃に登場した1ボックス4WD。ノーマルでも車高は高めだったが、このクルマはさらに高さをチョイ足し。剥がせる塗装ということでデモカーとして展示されていたが、迷彩カラーながらもオーナーカー。
リヤゲートにタイヤキャリア、フロントはカンガルーバーと超ワイルドな出で立ちになっている。
オーナーさんは、オフロードをガンガン走るそうで、タイヤは泥濘地でも高い走破性を誇るBFグッドリッチのマッドテーレン。かつてのクロカンブームで大人気だったタイプだ。

オシャレ系をワイルドに

オシャレなシティSUVとして登場した日産ムラーノ。その初代モデルをレトロアメリカンに仕上げている。
フロントはカンガルーバーが装着され、バンパーは無塗装のブラックでワイルドなイメージに。オシャレなシティSUVがここまで変身できるとは。
ブロックタイプのオフロードタイヤもそうだが、ボディサイドに装着されたスチール製のステップがアゲ系らしいスタイルを形成。

フロントエンブレムは錆たような演出が施されレトロ感をアップ。

ヘッドライトの内部は写真のようにメタルメッシュと小技が効いている。

ルーフキャリアにはLEDライトを装着。夜間のオフロード走行でも十分な光量を発揮できるだろう。

ドレスアップの新潮流「アゲ系」。新たなるドレスアップシーンが始まっている。

すべて表示

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS